畑 健二郎
Vol.28 /2005/04/27
【第29話/ショックなことがありすぎて……】
臓物をぶちまけそうです。
こんばんは畑でございます。
そりゃ嬉しい事もありましたよ?
再開されたアレとか。
新しく始まったアレとか。(まだ予告しか読んでませんが)
ただ、やはりアレが無くなるとちょっと凹みますな。
あと、ついでに言えば
オープニングから、あの方々がいなくなっている事についても
小一時間ほど愚痴りたかったり……
さ、一体何人が理解してくれているのか分からない独り言は
ここまでにして
トップ絵はいつもと趣向を変えて写真です。
本当は下描き途中の来週の原稿にしようと思ったのですが
どうも画像が小さく見づらいので
この撮影のためだけに
かなりデカ目に描いて色々ライティングを工夫して
ようやく撮影に成功。
結果的には
普通に色を塗ったほうが時間がかからなかった…
でもまぁ、色々実験してみたい年頃なのです。
さて、今週は合併号なので
来週は一回強制的にお休みです。
ですから今週は月曜日に発売された増刊の話も含めて
二段階でお話ししようかと……
てことで
まずは増刊の外伝「RADICAL DREAMERS」の話から。
−−−−−−−−−−−ネタバレ(増刊)−−−−−−−−−−
出来上がった増刊の表紙をサンデーのサイトで見て
「あ、意外と全然
男の子が買うのに勇気がいる表紙じゃないや」
と思ったのですが、
それは今28時間くらい寝てないせいでしょうか?
最近、サブタイトルの元ネタが
どんどん分かりづらくなっている気がしなくもありませんが
まぁ、そこは個人的な趣味ということで……
分かる方にはこのサブタイトルを見た瞬間、
この外伝の方向性がおおよそ予測できたかと……
やりたかったことは、つまりそういうことです。
以前にもちょっとお話ししましたが本当はマリアの過去の話や
マリアの日常の話をしたかったのですが
どうもネームが上手く行かず没に。
結局
「この漫画は
実際の時間軸とほとんどかみ合っていないんだから
出来る時にちゃんと発売時期に合った話をしよう!」
ということで漫画内時間の4月30日までタイムワープ。
しかも巧妙にこの話の前に何があったのか
分からない仕組みになっていたり。
この漫画がある程度予定通りに進んでいれば
空港でクラウスが置き去りにされていたりすると思うのですが
果たしてそれはいつのことやら……
ちなみに舞台となったミコノス島は
以前、かってに改蔵のアシスタントをしていたときに
社員旅行ということで久米田師匠に連れて行ってもらった
思い出の場所なのです☆
今思い出してもその旅行は楽しかったです。
10日間でトルコ・イスタンブールからアテネ・ミコノスを回る
素敵旅行。
ホテルも食事も景色も最高☆
しかも旅費は全部師匠持ち☆
たぶん師匠はあの時、相当な金額を負担したと思いますが
ありがたい話です。
あの方は本当に太っ腹な人です。
ちなみに僕は7千円しか使わなかったです。
そんな中でもミコノス島は
本当に綺麗な素晴らしい場所で
いつかもう一度行こうと心に決めています。
ミコノス最後の夜
海をながめながら久米田師匠に
「いい場所ですね〜。また来たいですね〜」と言ったら
「今度は自分のお金で自分の漫画のスタッフを連れて来な」
と言われ五年……
まだ、その日は遠そうですよ師匠……
ちなみに漫画の中では銃撃戦があったりしますけど
実際のミコノスはあんなシチリア・マフィアどころか
軽犯罪すらほとんど起こらない平和な島なのでご安心ください。
さて、では増刊の話はここまでとして……
−−−−−−−−−−−ネタバレ−−−−−−−−−−−−−−
サブタイトルの字体まで……
というか、字体のみにこだわったサブタイトルなのですが
上手くいっているでしょうか?
今週号の話ですが……
本当はサキさんの苦労ぶりやら
ハヤテの鷺ノ宮邸での振り回されっぷりを
もっと描きたかったかな。
ネームの上では色々あったのですが
なんというか小ネタ集みたいになっちゃいそうだったので
今はそれよりも話を前に進めることにしました。
いや、基本的にこの漫画は小ネタ集みたいな漫画なのですが
今の話の途中でそれをやると読者の皆様に怒られそうで……
散々今まで停滞してきた後遺症でしょうか?
とりあえずこの合併号明けから
物語はクライマックスへ!(連載は終わりません……)
果たしてどうなるのか
ナギとハヤテの行く末を
嘘でも気にしておいてください!
それでは次回またお会いしましょう。
では〜☆