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■展示ナンバー5

うる星やつら

高橋留美子

少年サンデー
1978年39号~1987年8号に連載

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作品紹介

 世にもまれな凶相の持ち主、諸星(もろぼし)あたるの前に突然現れた、宇宙人のラムちゃん。いつしか二人は、奇想天外ハチャメチャコンビとして、日本中をお騒がせすることに…
 高橋留美子先生の初連載作品である『うる星やつら』は、少年サンデーでときどき読めるシリーズ連載としてスタートしました。しかし、当初から爆発的な人気をよび、1979年少年サンデー14号では、ついにオールカラー作品が掲載されたのです。ここでは、その貴重なカラー作品を、雑誌掲載時のままでご覧いただけます。

自作を語る

高橋留美子
 『うる星』のネタは、結構昔からありました。劇画村塾(注1)時代、課題で原作のストックとか、キャラクターを作ったりとかしてたんですよ。で、それを使わずに村塾は終わって、サンデーで連載することになって、担当氏に、何か考えていることはあるかと聞かれたんで、こんなんありますけどって出したんですよ。
 それは短編用の話で、ラムもあたるも…すでにその中でできていました。初めの三話分っていうのはですね、実は村塾で作っていた全く別の短編を、同じ主人公(あたる)を使ってやったというようなもんなんです。しかもラムはゲストキャラで、主役はあくまであたるのつもりでした。
 「鬼の女の子と鬼ごっこをするのだぁ~」とかなんとか、何でそんなにバカなことを思いついたのか(笑)。何も深く考えていないですね。私はあんまり複雑なことを考えるのは好きじゃないみたいで。三題噺みたいなものなんですよ『うる星』は。
 私はすごく、SFっぽいものとスラップスティック(どたばた喜劇)、それにギャグ漫画だけどストーリー性があるとか、そんなごった煮みたいな漫画がやりたかったんですね。それまでに、ある程度道は作られていたんですよ。永井豪先生が、普通の頭身でギャグ漫画をやった最初の人だったと思うのですが。あと、山上たつひこ先生の『がきデカ』ですとか、あれもサブキャラは普通なんですよね。背景も描き込んである。それがすごい新鮮だった。私はその流れの中で、もうやっていいんだなっていうふうに思っていたんですよ。

注1)劇画原作者、小池一夫氏が主催していた漫画講座。原作と作画のコースがあり、高橋留美子先生は両方に通っていた。

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小学館文庫
『うる星やつら』
高橋留美子

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