藤田和日郎
Vol.24 /2006/03/15
 
  こんちは。藤田和日郎です。
 
 『からくりサーカス』もラストスパートです。
 長期連載が終わりを迎える経験は『うしおととら』でしているとはいえ、まあ何だろね、この熱にうかされているような興奮は。ずーっとお湯の中を進んでるカンジ。
 やる内容がたくさんあって、コマは小さくなるし、ギュウづめで読みづらいのはあやまります。でも、やっときたいんでねえ。もう二度とこの作品を描けないと思うと、少しでもつめ込みたくなっちゃうんですよ。
 八年間。八年もの間、ぎーっちり『からくりサーカス』のことだけを考えてきた男のアタマの中は、さすがに読者のみなさんもひくかもしれない。それが今、解放されっ放しなんだから。
 でも読んで欲しいです。
 感想のメールやお手紙は本当にありがたい。
 読んではパワーに変えてます。何度も読み返しては気合いを入れ直します。
 では。
『からくりサーカス』が終わった後で、またごあいさつをさせていただきます。
 新しく始まった『妖逆門』もよろしくね。
田村君、がんばってるよ!
 
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
        