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2020年7月15日

[今日から俺は!!劇場版]公開記念
三橋役:賀来賢人さんインタビュー完全版!!!

 [今日から俺は!!劇場版]の公開を記念して、少年サンデー33号は主役の賀来賢人さんが表紙&巻頭グラビアに登場! 「スーパーイケてるグラフ!」は必見です!!
 そして本誌に掲載しきれなかった頼れる兄貴のインタビュー完全版を、こちらで大公開!!

川津明日香
【映画について】

――早速ですが映画の中で一番好きなシーンを教えてください。

冒頭に三橋の仲間たちが一人ずつ集合するシーンがあって、最後ワンカットになるんですけど、ドラマ版を見てくださったファン方には久々に皆が帰って来たなと思える、とても気持ちのいいスタートになっています。

――それはカッコよさそうですね。ドラマ版と映画版での違いはどこら辺でしょうか。

映画仕様にアクションがスケールアップしたりはしてるんですけど、僕達自身は意識せずいつも通り『今日から俺は!!』の世界を演じていました。

――アクションシーンはどんなスケールアップをしたんでしょうか。

実は、僕は全然アクションしてないんですよ(笑)。皆がカッコいいアクションをしている中、最後に登場するっていう感じで。今回もそのパターンで申し訳なかったんです。でもラストの大立ち回りは凄かったですね。本当に何百人って一つの倉庫に集まってアクションしていたんで確実に見所になってると思います。

――いつも三橋は最後にいい所を持っていきますね。

おいしいですよね。でも、そこに三橋の美学というか、ヒーロー感をつめこまないといけないので、それはそれでプレッシャーがあります(笑)。

――映画になるにあたって何か思うところはありましたか。

ドラマ版の時はガムシャラに三橋をやるしかないな、みたいな思いがあったんですけど、映画はドラマを1クールやっていたというのもあって、僕的にも自信はついていたし、正解もなんとなくわかっていたので、前ほど変な恐怖というかプレッシャーはなかったです。でもドラマ版よりつまらなくなったねとは言われたくなかったので、そこはまた意識を改めてやりましたし、また太賀(今井役)や矢本(谷川役)とかがすごい発破をかけてくるんです。「あれ、そんなもんでしたっけ?」とか(笑)。それで、徐々にエンジンが入っていきましたね(笑)。

――いい関係性ですね。

そうですね、彼らが現場に勢いに持ってきてくれました。あとはドラマ版の時は皆、これで人生変えてやると思ってた人がほとんどで、あの時にしか出せない必死さみたいなのがありましたけど、映画になってトーンダウンしたくはなかったので、負けないように更に必死でやりました。

――撮影中、監督から言われて印象的だったこととかありますでしょうか?

今回は、本当になんにも言われなかったです。ドラマの時は細かく指示されていたんですけど、今回は任せてくれていたみたいで。もちろん微調整はありましたが、現場でゲラゲラ笑ってくれて監督は喜んでくれていましたね。

――監督が一番ハマっていたシーンとかって…

やっぱり僕と太賀のやりとりは笑ってくれてました。本当にくだらなかったので、やってることが。

――それはアドリブだったのですか。

はい。映画を観る方がどう思うかは分からないですけど、とっても楽しくやらせていただきました。

――アドリブの応酬は今回も多かったのでしょうか。

基本、福田さんの現場では、カットがかかるまでは何をしてもいいので、その部分がアドリブと言えばアドリブだし、僕的には福田さんの現場では常に何かを提示し続けることがルールでもあるので、そうやって演じていました。

――演技プランはある程度前もって考えておくものなんでしょうか。

そういう時もありますし、現場で思いつくこともあります。でも現場で思いつく事のほうが多いです。

――共演者の方とは打ち合わせされたりもするものでしょうか。

皆、本番まで出し惜しみするんです。本番の面白さを大切にするというか。だから、笑っちゃったりするのが映っちゃてるんですよね。

――リハーサルの時は皆さん隠してるんですね。

そうなんです。何の争いなのか分からないですけど(笑)。

――映画から加わった方とかもいらっしゃると思うのですが。

柳楽さんや山本舞香さん、皆さん、スッと(現場に)入って頂きました。ゲストの方が居心地悪そうだと嫌だなと思ってたんですけど、気付いたら前からいたかのようななじみ方を見せていて、すごくいいなと思いました。こういのって距離が縮められずに終わるパターンが多いんですけど、最後すごく皆で仲良くおしゃべりをしていて良かったです。

――伊藤役の伊藤健太郎さんとも久々の共演となったと思うのですが、ドラマの後って交流はあったりしたのでしょうか?

ありましたよ。普通に会ったりご飯を食べに行ったりしてました。

――映画の撮影前に何かお話はされましたか。

しましたね。グループラインもあったりするんで。やっとだね、みたいなことは。

――演技をこうしたいねみたいな話とかは。

そういった話はしなかったですが、ドラマの撮影が終わって普通に友達になっていたので、またあの衣装とメイクでお芝居をするというのがこっ恥ずかったです。

――久々の撮影で伊藤さんの変化とか何か感じましたか。

ちょっとあか抜けてました。売れた男の顔をしてました (笑)。より頼もしくなったというか、相変わらずいい相棒でした。

――伊藤さんは普段どんな方なんですか。

いじられキャラですね。末っ子気質です。

――どなた辺りがいじるんですか。

僕もいじりますけど、一番は太賀ですね。あとは矢本っちゃんあたりがいじり倒してます。

――そうなんですね。逆なイメージでした。

一番年下ってのもあると思うんですけど、嬉しそうにいじられてますよ。いじりすぎるとすねちゃいますけど(笑)。

――太賀さんは普段どんな方なんですか。

太賀は―――バカですね(笑)。

――それ、誉め言葉の方ですよね。

はい(笑)。面白いですし、知識もあるし、仕事に対しても熱いもの持ってるし、でもバカ、みたいな。でも、後輩の中では一番頼りにしてるかもしれませんね。映画とかにも詳しいですし、キャリアも長いですし、ワクワクしながらいつも仕事している感じが僕は好きです。

【賀来さんについて】

――高校時代は何に一番熱中していましたか。

バスケです。部活動でバスケをやっていたので、放課後も朝も休みの日も、バスケのことばっか考えていました。それをしているのが当たり前な生活でしたね。

――『今日俺!!』の時代にもし高校生活を送っていたら、どんな高校生だったと思いますか。

多分かつあげされないように、こっそり生きてたんじゃないですか(笑)。それか三橋のように不良になっているか。でも、あの当時の時代ってベクトルがまっすぐでいいですよね。シンプルというか。喧嘩してもすぐ仲直りするみたいな、人と人が対面で直接コミュニ―ケーションしていて。そこはシンプルでうらやましいなと思います。

――コロナのこういうご時勢で中々思うように青春出来ない若者達がいると思うんですけど、何かアニキからメッセージはあったりしないでしょうか。

ここで落ちてネガティブにならず、ポジティブでいて欲しいです。きっと若い人達の方が強いというかまっすぐなので、そのまっすぐさみたいなのを大事にして欲しいですね。大人の言う事ばかりを聞かずに、どんどん新しい時代を切り拓いていって欲しいです。今の時代、こうあるべきだというルールが多すぎて、でもこういう状況になってそれが古いってのも分かって来て、そういうのを変えていけるのは若い人達だと思うので。若いからとか年齢気にせず関係なくやりたい事やっていって欲しいです。

――賀来さんご自身も昔はそういう気持ちは強かったんですか。

全然なかったです。いい子ちゃんでいなきゃくらいに思ってました(笑)。今の方が逆に強いですね。人生一度きりですし、最近はルールなんてないんだって思うくらいになってきてます。勝手に自分で可能性を狭めていたら、本っ当に一瞬で人生終わっちゃうんで。強く感じていますね。

――そういう気持ちにさせてくれたキッカケとかは何かあったんでしょうか。

でも、この(コロナの)タイミングは大きいですよね。皆、何かしらの気付きがあったじゃないですか。自分の好きな事だったり、やりたい事だったり、考える時間がたくさんあって。日本人て、これまでずっと働きまくるから、思考がストップするってことがなかったと思うんですけど、今回みたいなことがあって世界同時に平等に、考える時間が持てて、色々思う事はありました。

――それをふまえて、今後やってみたい事とかありますか。

もっと視野を拡げるというか、自分の今やっている尺度じゃない事をやってみたいです。自分で作ってしまうのも面白そうだなと。

――芸能界に進んでいなかったらやってみたかった職業とかありましたか。

古着屋さんとかですかね。それかCMを作る会社。CMプランナーみたいな。学校の授業で調べた事があって、その時に面白いなーと思ってて。

――賀来さんの中に三橋のような卑怯成分はあったりしますか。

僕はどっちかと言うとまっすぐな伊藤ちゃんタイプだと思うので。なので三橋と共通する部分てのは、あまりないんですけど、あの感じには憧れます。軽く全部やっちゃう感じと言うか、カリスマ的な存在なんだけど、抜けた感じも持ち合わせていて。

――三橋の卑怯を演じるにあたって参考にした方とかはいるんですか。

仲良かった同級生で、ずる賢くて、頭が良い子がいて。その子をちょっと思い出しながらとかはありました。

――どんな方なんですか。

なんかすぐつねってきたりとか。人を貶めるのと、口がうまくて。誰かと言い争ったりするのも好きで。で、その彼に中学の時に『今日から俺は!!』を借りたんです。だから、それもあってか縁を感じてましたね。

――なんか2人が三橋と伊藤に見えますね。

そうですね(笑)。僕が伊藤ちゃんです。

――では漫画読んでて感情移入していたのも…

伊藤ですね。

――蓋を開けてみてどうでしたか。

まさかの三橋役でしたね(笑)。だから自分に出来るかなーみたいなのは思ってたんですけど。でも、そこは福田さんが僕らしい三橋を作ってくれたので。今までで一番やりやすい役なんじゃないかくらい。

――いい意味でストッパーが外れて演じられてますけど、あれは賀来さんの中のものなのか、監督から押されて出てきたものなのか、いかがでしょうか。

とにかく福田さんに「ストッパーを外せ」と(ドラマの)初日に言われたので、それからは監督を信じて、任せて、フルスロットルでいったので、その勢いが大事だったような気がします。早撮りだったのも良かったと思います。視聴者の皆さんの意見を聞く前に撮り終えていたので、やり逃げでやりきってやろうみたいな勢いが作品に出たのかなと。

――ドラマ版で最初手応えを感じたのはどこら辺ですか。

健太郎と一緒に撮ったシーンを見たら、手応えは感じました。こいつが相棒なら大丈夫だみたいなのは。

――原作の中で他にやってみたいエピソードはあったりしますでしょうか。

皆と話していた中では「サイパン編」ですかね。

――そっちですか。京都の修学旅行編かなとも思ってたんですけど、サイパンもいいですよね。

あのヤンキーたちが海外へ、って分かりやすいですもんね。

――是非、映画第二弾を期待しております。

    ABJ

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