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2019年9月4日

少年サンデー40号、森七菜ちゃんインタビュー完全版!!

――映画『天気の子』が公開されて、何か自分の回りで変化はありましたか?

地元の大分の友人たちは私の作品を観てくれることが少ないのですが、そんな友人たちも、「新海監督の作品だから観に行った」「面白かったよ」という感想をくれたり、「2回目観たよ」「3回目観たよ」と言ってくれることが多くて、新海さんの力ってすごい!と改めて感じました。新海さんのおかげで自分のがんばっているところをみんなに観てもらえるので感謝でいっぱいです。

――映画『天気の子』の中で好きなセリフはありますか?(自分の役以外も含め)

こればかりは言い出したらきりがないのですが、、、強いて一つに絞るならば、やはり「ねえ、今から晴れるよ」です。このセリフは本編でも予報(注・予告)でも使われているのですが、それぞれ言い方が全然違うんです。新海さんがそういった演出を意図的にされていることに気づいたときは、驚きました。それから私自身も込める意味も少しづつ変えたりもしました。ぜひ、予報と本編注目して見比べてみてほしいです。

森七菜ちゃん

――映画『天気の子』どのシーンを演じるのが難しかったですか?

どのシーンも同じくらい難しかったです。気持ちが大きく動くシーンはもちろんなのですが、陽菜の魅力をいろんな場所から感じてほしかったのでセリフが些細であるほどどう表現するかを大切にしていました。

――映画『天気の子』どのシーンを演じるのが楽しかったですか?

どのシーンも楽しかったですが、帆高と凪と3人でのシーンのアフレコは緊張をほぐすために帆高役の醍醐君と凪役の吉柳さんとでアフレコブースの中を走り回ってウォーミングアップをしたり、読み合わせをしたり本当に楽しみながらお芝居しました。本編を見ていてもその時の事を思い出したり、楽しい気持ちがそのまま表現できている気がするので大好きなシーンです。

――新海監督によく言われた事は?

新海さんは毎回、アフレコが終わるたびに醍醐君と3人のメールのグループに元気の出る言葉を送ってくださいます。その中で、特に嬉しかったのは、「僕にとっては、帆高と陽菜は、もうすっかり醍醐君と七菜ちゃん本人です」という一文です。
自分に自信を持つ事が出来ました。

――新海監督はどんな人ですか?

ソフトでいてシャープな方です。醸し出される雰囲気がすごく柔らかくて、自分の失敗も思い出したくない過去もすべてを包んでくれそうで一緒にいると落ち着きますし、お話を聞いていると考えたこともないようなことや出会ったことのない考え方、言葉がたくさん新海さんから出てきて、ずっとお話を聞いていたいと思ってしまいます。だから、新海さんとお話ししていると自分も聡明になったような気分になります。
新海さんはご自身の作品の魅力を擬人化したようにも思えます。

――『天気の子』共演者との何か特別な思い出はありますか?

本田翼さんとアフレコさせて頂いた日、たくさん楽しくお話しさせて頂きました。一人暮らしの話からゲームの話まで、笑い過ぎてアフレコブースの外まで声が聞こえていたことを後から知って少し恥ずかしかったです。

――『天気の子』で描かれた陽菜と帆高のよラブストーリーをどう見ていますか?

一ファンとしての私個人の考えですが、帆高と陽菜は付き合ったり結婚したりしないんだと思うんです。なんだかそういう雰囲気にならなそうというのもそうなのですが、笑
この2人はカップルとか夫婦とか婚姻届、肩書や事実がなくても大丈夫な自信が確かにあってその気持ちが以心伝心しているとアフレコしている時から思っていました。
やはりそんな2人は憧れます。人生の中でそんな人を見つけることが出来る人って全員じゃないから。

――『天気の子』陽菜と帆高はの距離を近づけたのは、どのシーンだったと思います?

二人にはきっと最初からお互いに感じるものがずっとあったと思うのですが、それが間違いない確信に変わるのは、会えない時間だと思います。

――『天気の子』アフレコ中の裏話は何かありますか?

劇中に、陽菜「どこ見てんのよ!?」帆高「どこも見てねぇよ!」という二人のやり取りがあるのですが、帆高を演じる醍醐君とのアフレコでなんだか調子が出ないという時にそのセリフを交わしてチューニングのようなものをしてアフレコをしていました。
この一言を交わすだけで気持ちの段差がなくなってフラットに臨むことが出来ました。

――ご出身の大分のいいところを教えてください。

とにかく緑が豊かです。草木から雨の香りがしたり季節の変わり目のにおいもします。いろんなところで自然を感じ取れて街全体が癒やしスポットです。

――回りからはどんな子と言われる事が多いですか?

天気みたいな子だと、新海さんやスタッフの皆さんに言って頂くことが多くあります。お天気みたいに表情がコロコロ変わるという事だそうです。

――それを言われて、どう感じますか?

そんな風にしているつもりがなかったので驚きました。そこが陽菜に似ているとも言って頂けたのですごく嬉しかったです。

――実際の自分は、どんな子だと思いますか?

気分屋だと思います。表情ではなく行動が!
やりたいことをする人だと思います。笑

――七菜ちゃんが人生で大切にしている事は何かありますか?

何も決めつけない事です。このお仕事を始めてから色んなことに挑戦させて頂いたりいろんな方にお会いさせて頂いたりいろんなことを経て、「絶対こうなんだ」というものはないと気づきました。「絶対」で自分を苦しめたり誰かを傷付けたりしたくないから、何に対しても柔軟でいたいと思っています。

――今、何かハマっている事はありますか?

天気の子です。何があっても天気の子につなげてしまいます。会話も、綺麗な空を見た時も、雨が降った日も。

――どういう男子を魅力的に感じますか?

ドラマ『カルテット』の別府さんというキャラクターが好きです。

――今後、何かやってみたい事はありますか?

色んな事に挑戦していきたいです。今回「天気の子」で声優に初挑戦させて頂いて、すごく楽しかったし、見える世界も広がったような思いもあります。
だからこれからも、ひるまずに新しいことにも挑戦していきたいです。

――この世界に入っていなかったら、何を目指していましたか?

スカウトしてもらう前までもぼんやりとお芝居する人になりたかったので女優さんを目指していると思います。

――好きな言葉・座右の銘はありますか?

「気ままに」が好きな言葉です。何にも縛られずに気ままに生きていきたいです。
「お気に入り」という言葉も好きです。

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