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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

若木民喜

Vol.47/2006年11月22日

えーこんにちは。

今日は待ちに待っていた日でした!
なにしろ!
遂にデッドオアアライブの新作が発売される日なんですよ!
もう何か月待ったことか!



なんて、あえて茶化してゆったりなんかして。



まさか11月22日がそういう日になるとは、思いもしませんでしたね!
今回で最終回ですよ。それにしても、あそこまで最終回らしくない最終回でよく許しが出たものです。終わるからと言って何も変えてません。何も終わらせてません。それどころか、最終回に重要なヒミツが登場、みたいなダイターン3的終わり方になってしまいましたけど。しかし、いきなり聖結晶が集まりましたーみたいな最終回は無意味だと思ったので、最終回は現時点でのキャラの立ち位置を示すことを第一に考えました。先に繋がる設定だけは残しましたので、後は読者の皆さんの想像にお任せしたいです。

正直、「アルバトロス」は自信作でした! ユウキもアルバトロスも最高の人々でしたし、お話の構想にも手応えがありました。ですから、こんなにも素晴らしい彼らの旅を最後まで終わらせるところができなかった自分の力不足を恥じるばかりです。全て、ボクの責任です! せめて、最終回では気合いを入れて描いたつもり・・・。ピジョンちゃんも久々に出てきましたけど、やっぱり可愛いよ! 彼らはボクを許してくれるだろうか。少なくともリカは、最終回にも出なかったから、きっと怒っているだろうな。単行本で何とかフォローしておくとしよ
う・・・。

アルバトロスとユウキに出会ったおかげで、ボクは漫画家として出発することができました。確かに、漫画家にはなりたいと思っていましたよ? でも、こんなに大変で、しんどくて、面倒くさくて、そして魅力があるものだとは、なってみないとわかんないことでした。こういうものだとわかっていれば、20代を寝て暮らさないで、もっと頑張ってまんが描いてたろうに。

何より漫画家になってインパクトがあったのは、「読者」という人々に出会ったことです。毎週毎週誰かからファンレターが届き、毎日毎日ネットで感想を書いている人が存在し、たかだかWEBの片隅のゴミプレゼント企画に大量のハガキが送られてくる。たった1人の人間がファミレスで考え、たった4人で描いているたった18枚のマンガが、これほどの人々を動かしている。サンデースーパーで読切を人知れず載せている頃は全く自覚していなかった、「まんがを描く」という仕事がどういうものかということを連載をして初めて実感しました。この読者の皆さんの存在が、連載の間ずっと、ボクを励まし、また苦しめ、そして進歩させてくれました。

このバックステージは、そういう読者の方々に触発されて、ボクと読者を結ぶものとして続けてきた訳ですが、何とか休まずに行けました。バックステージ毎週更新は、連載開始の時に立てた計画のなかで完全に達成できた、多分唯一のものじゃないでしょうか? これは本当によかった!

そのバックステージも今日でおしまいです。でも、これでボクの命がなくなる訳じゃなし。また面白い連載を持って戻ってくるつもりです、その時にまた、この場所でお会いしましょう。皆様もお元気で。


そうそう、最後に業務連絡。

アルバトロス4巻、発売されています。是非買ってください。今回はオレンジの表紙です。今までの表紙のなかでは一番上手に描けてると思いますよ。ええ! 後2冊ですし、最後までおつきあいしてくれてもいいでしょう? そうだ、単行本発売と言えばゴミプレゼントですが。ゴミプレゼントは残り20話分ほど残っていますが、これは今までファンレターを送っていただいた方々のなかから抽選で送らせてもらいます。ファンレターには本当に勇気づけられましたから・・・。


おとと、もう一つ業務連絡。

ボクのバックステージが終わって寂しい、という奇特なあなた。
ボクの与太話は、まだ終わりません。

というのも。非公開で続けていた若木民喜のブログの方が、今日11/22付けで正式に稼働しております。アルバの裏話に、漫画家生活のよしな事、お菓子について、サッカーについて、思うままに書きつづって・・・って、要するにバックステージまんまの事柄が、ほぼ毎日書かれております。我が友よ、どうにかして来てください(敢えて、URLは教えない)。


それでは、ボクはまたネームネームの下積み生活に戻ります。
きっとまた皆さんに会えることを祈りつつ・・・。
小夜奈良。

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