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サンデー作家陣

若木民喜

Vol.44/2006年11月1日

ガンバ大阪が優勝戦線から後退したのは、ボクのせいかな。

昔からボクがガンバの試合を観戦すると、ガンバの勝率がぐっと落ちるんですよ。思えば2004年。ガンバは優勝争いをする好成績をあげていましたが、ボクが観戦した試合は5戦5敗! 2005年は生観戦のナビスコカップ決勝(PK負け)も含めて、3戦1敗2分! 優勝が決まった日はセレッソ戦を見ていました。

そして今年2006年。
ゼロックススーパーカップ 浦和レッズ戦●1-3
第1節 浦和レッズ戦△1-1
A3リーグ戦 蔚山現代戦●6-0(←久々に観戦したらこれ)
第24節 川崎フロンターレ○4-0(快勝でジンクスは破れた!と思ったら)
第25節 ヴァンフォーレ甲府●3-2
第26節 ジュビロ磐田●3-2
第27節 横浜 F・マリノス△1-1
第28節 FC東京●3-2


・・・・・・。
何と、この3年でガンバが勝ったところ、1回しか見てないんですよ! どういうことや、これ。仕事中にアシスタントと観た試合は一度も勝っておらず、ボクがガンバがいかに強くなったかと説明したところで、説得力微塵もない訳ですわ! 特に東京戦は大ショック! もう今年は見ないぞ!


・・・こんにちは、若木です。

今回は44回目。今週の話はユウキの過去についてのお話です。セーラー服のユウキママ、見ていただけましたかな。今回のボクの一押しですよ。ラブリーですな。うんうん。ユウキママがお母さんにしては若い若いと連載が始まった時から言われていましたが、一体どういうことでこういうことになったのか・・・。ハラマキ巻いたユウキもごっついかわいいです。今回の話をよく読むと、ユウキがどうして第1話のような環境で育っていたのか、少しばかり理由を遡れると思います。そして、お父さんも出てきました。お父さんの右腕はいつかどこかで見たようなものがついていましたねえ。物語の大きな流れが現れたような・・・謎が深まったような・・・。そんな話でした。今回は。

先週も少し言いましたが、「アルバトロス」という物語を考えた時の一つのコンセプトとして、「全てが必然である」というものがあります。偶然や適当に見えることもとりあえず裏に何か理由がある。こういうものを「因果律」といいますが、ボクはこの因果律というものが昔から好きなのです。それには、きっかけがあって。

中学校の頃、ボクは同じクラスにとても好きな女の子がいたんですよ。誰でも学生の時には、そういう娘が一人ぐらいいるでしょう。

ボクは授業そっちのけで、ずーっと、この子のことを考えていたものです。すると! ある日の席替えで、その女の子がボクの隣の席になったんですよ。もちろん、ボクは大いに喜びました。そして、その子が毎日隣りでいてくれるように心のなかで願ったものですよ。すると! いつもは二か月に一度席替えのあったボクのクラスが、先生がなぜか席替えをするのを忘れて、四か月も席替えがなかったのですよ! わーい!

しかし、先生もようやく思い出して席替えをやろうとか、クソ余計なことを言い始めたんですよ! ふざけんな! このままでえーんじゃ、オレは! とボクは暗澹たる気分で席替えのくじを引きました。

すると! 何とまたその子と隣り同士になったんですよ! ええ。結局、ボクは半年以上をその娘と隣同士で過ごしました。幸せでしたねぇ。中学生のボクは、この体験で「偶然はないんじゃ! 運命は根性で左右できるんじゃ!」と思っちゃいました。まあ、結局、その娘はある日ヤンキーになってしまってボクの手の届かない場所に行ってしまい、怖くて話しかけもできない人になっちゃったんですが・・・トホホ。相手の気持ちばっかりはなかなか思い入れだけでは自由にできないようで。

人生のなかで、ある特定の人と突拍子もない所で偶然会ったり、ボウリングのペア分けで一緒になったり、妙になるものだと思いませんか。多分気のせいです。でも、気のせいじゃないと思うと、人生楽しいです。大きな運命は変えられなくても、ちょっとした出会いぐらいなら、自分の働きかけでアレンジができるんではないだろうかと。お守りを持ったり、緑のボールペンを使うことで因果律を左右したいと思う人たちもいます。ボクの場合、因果律は「自分の意志」で(少し)変えられる、と信じて生きているのです。それなら金もかからないし。

という訳で、ボクはデッドオアアライブのあやねに出会うべく、「テレビから出てこい!出てこい!」と今日も今日とて画面に念を送り続けているのです。

また来週。


●お知らせ●
ゴミ企画は締め切りました。ご応募ありがとうございました。
今回は早急に作業が進むと思いますので、お待ちください。

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