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サンデー作家陣

若木民喜

Vol.23/2006年5月31日

絵が上手くなりたい上手くなりたいと思ってる昨今。
しょうこおねえさんが浜田雅功クラスの天才画伯だったとは。
世の中すごい人がいるものですね。

こんにちは、若木です。今回は23回目です。今回のお話はいわゆる隙間の話と言いますか、おそらく連載開始以来初めての日常生活オンリーの回でした。僕はこういうまったりとした話が好きな人なので、描いてて大層楽しかったです。まあ、毎回こんなこともできませんが、たまにはいいんじゃないでしょうか。ちょこちょこ小さいネタも入っているので、コマの端の方も見てみてください。次はいつこんな話が描けるかなぁ。


さて、今私たちの仕事場では一つの賭け事が行われています。
何の賭けかって?

もちろん、ワールドカップの優勝国予想ですよ!

日韓ワールドカップから早4年。遂にやってきましたドイツワールドカップ。せっかくのお祭り、盛り上がらないと損! BSの試合を見るべく、長年の憧れだったケーブルテレビにも加入いたしました! テレビも買い換えようと思いましたが、貧乏なので断念。未だに14型モノラルテレビですが、まあドンマイですよ! やるぞ〜! 見るぞ! 見まくるぞ! あ、えっと、仕事に差し支えない範囲で。

せっかくだから、僕の予想をここに晒しておきます。
理由付き。
サッカー初心者の方はそんなもんかと感心し、
サッカー玄人の方はこのド素人めとニヒルな笑いを浮かべてください。



ズバリ、今回の優勝は。




ドイツ!




え? 今回のドイツって史上最弱だって? そんなんしらん、わからん。昔と違ってなかなか欧州代表の試合を見る機会がない私ですんで、今回は「ワールドカップの優勝国の傾向」のみで予想しました。今の調子とか、実力とか、全然関係ないっす!

●ワールドカップの優勝国の傾向。

1:優勝は強豪国(優勝経験国)のみが許される。
2:開催地に近い国にはかなりのアドバンテージがある。
3:圧倒的な優勝候補はここ最近優勝したことがない。

一つずつ説明していきましょう。

(1):ワールドカップというのは非常に長い期間にわたる大会であり、この期間を勝ち抜くためには選手の実力もさることながら、調子を維持するためのノウハウや国のバックアップ体制、すなわち「歴史」の積み上げがあるかないかというのが重要になります。ベスト16の壁、ベスト8の壁、ベスト4の壁というように、各ステージ毎に壁があります。コンスタントに好成績を残すためにはそれ相応の辛酸をなめないといけません。

98年のクロアチア、02年の韓国のように大会毎に予想もしない国が旋風を巻き起こしますが、勢いで行けるのは3位まで。優勝となると、それはもう選ばれた「真の強豪」のみが許される世界です。

(2):しかし、上のような条件であるならば、未来永劫、優勝は優勝経験国のみで占められることになってしまいます。そこで、そこそこ強いが優勝まで届かない国にボーナスが下りる時があります。それが「開催国になった時」です。開催国が持つ地の利はすさまじいものがあります。それは日韓ワールドカップの時、ともに本大会で勝利を上げたことのなかった日本と韓国がどちらも予選リーグを突破したことで容易にわかることでしょう。ウルグアイ、イタリア、フランス、イングランド、アルゼンチンと優勝経験国の半数以上が地元で初優勝をもぎ取りました。逆に、開催国と違う大陸に所属する代表チームが優勝したことは歴史上2回しかありません。立地は非常に大切な要素です。

そこにおいて、今回の開催地はドイツ。ドイツは既に優勝経験国の上に、ホームアドバンテージも加わります。力不足と言われているドイツですが、今回はかなり有望な優勝候補と言えるでしょう。開催国に近い国もアドバンテージがあるので、オランダやイタリアなどもサポーターの後押しが期待できるでしょう。

(1)、(2)の条件「だけ」で考えると、優勝の可能性は、ドイツ>イタリア>フランス>イングランド>ブラジル>アルゼンチンの順ということになりますね。まあ、全く現時点のチーム力を加味していませんが。

しかしチーム力においても(3)が引っかかる。今大会はブラジルが圧倒的な優勝候補になると思います。今回のブラジルはまさに別次元のチームですから。しかし、僕が記憶する限りでは、最近のワールドカップや欧州選手権で優勝候補がそのまま優勝したことはありません(00年欧州選手権のフランスぐらいかな)。まさに前回のワールドカップがそうでした。大会前は天地がひっくり返っても優勝はフランスかアルゼンチンで決まり、という雰囲気でした。ところがどうでしょう。どちらのチームも1次リーグで敗退しましたね! これは衝撃的でした。その前の98年フランス大会。これもブラジル代表がまさにドリームチームとしか言いようがない陣容でありながら決勝戦でフランスに完敗しました。

優勝候補がなぜ優勝候補になるかというと、大会前に勝ちまくっていたからです。つまり、大会前がピークだったということも多々あるのです。そして大会に入るとピーク落ちという、ダビスタで調教失敗した時みたいな状態になる訳です。今回のブラジル、間違いなく有力な優勝候補ではありますが、絶対とは全然言えないと思います。特に攻撃力のチームは不安定ですから。イタリアやアルゼンチンに一発勝負で100%勝てるとは思えないっす。


以上の条件に付け加えて、

「得点力のあるやつがいる」

と言うのが最後の決め手。

ビッグゲームのトーナメントでは内容よりも結果勝負になるので、試合はとにかく慎重でセーフティなものになります。そこで大事なのは一気に試合を決められる決定力のある奴がいるかどうか。てなことを全て踏まえると、一番条件が揃っているのは。

ま、ドイツかな。と。

って、いきなりFWが弱いチーム選んじゃった。しかし、フランスが地元で優勝した時はMFとDFがFWの弱さを補っていたので、バラックが何とかしてくれるという希望的観測で。多分ブラジルとも決勝まで当たらない。

その次は僅差でイタリア。余裕で優勝できる能力はあります。しかし、毎度毎度手抜きをする上に、今回ピッチ外のゴタゴタもあり、実力が出し切れるかどうか。予選ラウンド2位になってセカンドラウンドの初戦でブラジルと当たってしまったら、逆にエンジンかかるかも。

その次はアルゼンチンだけど、ホームアドバンテージがないのと、対戦相手が最初から延々と厳しくなりそうなので、途中で疲れそう。ブラジルは組み合わせが楽なので、ベスト4までは堅い感じですが、そこから先は何とも言えませんな。イングランドは前回の欧州選手権の時からいまいち伸びてない印象なので、やっぱり優勝までは・・・ルーニーの怪我は致命的。フランスはさすがにもう・・・。

躍進候補の一番手は間違いなくアメリカです。今回は優勝はともかく3位ぐらいなら十分いけそう。前回のワールドカップや欧州選手権を見ていると、ビッグタレントが揃う強豪国のコンディション低下がものすごく目立ちます。毎年毎年のビッグゲーム続きで疲れているタレントチームよりも、しっかりと戦術をくみ上げてチームとしての一体感を持っている中堅チームの方が上に行っている印象が。2004年欧州選手権でのギリシャの優勝はその最たるものであった訳ですが、今回も多くの強豪が格下に食われると思います。アメリカが優勝しないとも限らないですわね。

ちゅう訳で、優勝はドイツです!

・・・いやはや、鼻持ちならない評論家気取りですね。でも、ホント、サッカー好きなんですよ。でも、最後に言うのもなんですが、僕はJリーグの予想でもワールドカップの予想でも、ここ8年ぐらい一回も当たったことありません。ここまで読んでくださった方。多分、時間を無駄にしましたよ。


次回は、我らが日本代表の展望についてお話をしましょう〜。
って、単行本の直しで死にそうなのに、こんなことしてていいのだろうか。

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