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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

若木民喜

Vol.11/2006年3月1日

ま、まあ、ゼロックススーパーカップなんてオープン戦ですよ。
ドンマイドンマイドドンマイ!

・・・・・・。
こんにちは、若木です。

11話が載りました。何週も連続で設定説明が続いた今回のシリーズですが、ようやく設定説明が終わりました。本当はもっと短くするべきなんですが、今の僕ではあれで精一杯というところです。1話辺り18ページってのは、話を考えている方からみると本当に短いもので・・・ほとんど俳句をひねるような感覚です。

今現在、『アルバトロス』の単行本に向けての準備に大わらわです。上の画像は、原稿や電気スタンドに貼り付けた直しの要点を描いたメモの様子です。連載中の作業は猛烈なスピードで通り過ぎていきますので、どうしてもポカや描き忘れができてしまいますが、それにしても一杯おかしなところがありますねぇ。今回の11話にも、恐ろしくおかしな場所があったので、また後でメモ貼っておかないと・・・。

このメモを一つずつ潰していく訳ですが、もちろん、これ以外に単行本表紙に裏表紙などの描き下ろし作業も同時に進行しています。ただでさえレギュラーの連載で目一杯のところに、この直しメモの弾幕攻撃には「できるのかよ!」と、ジャブローに降りていく兵士的な気分にならないこともないです。しかも、こんな時に限ってセンターカラー+増ページの回が入ったりして。時間ねぇよ!(いや、カラーページをもらえるのは非常にありがたいのですが。またください)

でも、単行本に関しては時間ギリギリまで直してより良いものにしようと思っています。何しろ、生まれて初めての単行本ですから。マンガ家の実感は、単行本とともに・・・! まだ一か月以上先の話ですが、出たら買ってやってください。


さて、先週の続きです(まだやんのか)。

ケーキの神様への不実を働いた私に鉄槌炸裂。虫歯が2本もできてしまいました。しかも、結構デカいムシバラス国家が建立されていたようで、1月の私はずっと歯医者に通っておったのです。何て新年だよ。トホホ。

まあ、畑先生の昨年11月のバックステージに書いてあった歯の症状に比べると大分マシな感じなんで、この程度の虫歯でヘコんでいるのは本当にヘタレなんですが、歯の治療ってのは歯の状態に関係なくイヤなものですよ!

だって、ドリルが入るんですよ、口に。

果たして人間、生きながらにして凶器をあそこまで近づけられることがあるでしょうか! 爪切りと散髪ぐらいですよ。しかし、それらに比べて何とヘビーデューティーな。ドリルて。考えられない! 特撮に出てくるドリルメカは確かにかっこいいですよ! しかし、口の中に轟天号が入ってくるのはたまらんですよ!

とりあえず、あの音を何とかしてもらえないですか。僕が子供の頃から少しも変わってないような気がしますけど。パソコンの静音化はあんなに進んでいるのに、どうしてドリルは少しも静かにならんとですか。低音ドリルとかじゃあ、生ぬるいんですよ。無音ドリルとかそろそろ開発されてもいいんじゃないですかね。ドリルの音と都営大江戸線のうるささだけは早いところ改善してください!

しかし、嘆いても仕方がない。虫歯があっちゃあ安心して甘いものが食べられないもの。歯医者さんになすがままでドリルで掘削してもらいました。ドリルは怖かったですが、お医者さんは今まで行った歯医者のなかでは一番良い感じの人で。とっても優しくて丁寧な方でした。そのお医者さんの圧倒的なドリル攻撃の前に、僕の口内におけるミュータンス独立運動はあっという間に壊滅するにいたったのであります。優しい顔してやるときゃやるお医者様でしたね、はい。

・・・そして虫歯がなくなって僕が一番にしたことは。もちろん、ケーキを買って祝福することでした(理想的愚か者)。ちょうど、歯医者さんの近くにケーキ屋がありまして、そこでケーキを2つ買って家でムシャムシャ。めでたしめでたし。


・・・後に聞いた話によると、そのケーキ屋は、僕が治療してもらった歯医者の家族が経営しているケーキ屋だったそうな・・・。僕、そのケーキ屋で今まで一杯買ってるよ。そこのケーキが今回の虫歯に一枚噛んでるかもしれないな・・・。何というか、うまくできた話だ。

そんではまた。

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