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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

若木民喜

Vol.2/2005年12月14日

おはこんばんちは。


2回目です。2回目は大黒とアラウージョが抜けるガンバ大阪の来季の布陣について大いに語ろうと思っていたのですが、担当さんから「まさか本当にそんな誰も食いつけないネタでずっと続けるつもりか?」的なオーラをガッツリと感じてしまったので。あっさり違う話します。



そういえば、新年1号が出て、自分の連載が始まった訳ですが。

初連載のマンガ家がやる定番行為を僕もやってしまいました。


水曜の早朝、コンビニに突撃して自分が表紙になっているサンデーが並んでいることを確認。僕は今までこういう行為をする意味がさっぱりわかりませんでした。僕のお師匠さんは、今ビッグコミックスピリッツで連載されている武村勇治というチョー偉大な人なのですが、その武村先生がサンデーで初めて週刊連載を始めた時にも、僕達アシスタントを引き連れて早朝にサンデーが売っているところを確認しに行ったものです。その当時も、僕的には「そんな一生懸命見に行かんでも、発売されてるに決まってるやんか」という感じでした。


しかし、自分が連載作家という立場になってみると、コ、コンビニ行きたい! 行きてぇ! てなもんですよ。とにかく、連載が始まるという実感がない。自分がマンガを描いて、それが巷で売られるということがよくわからない。マンガ家は机と向かいあっているだけで、社会との接点がありません。車を運転したことがない人が、自分の目の前の道路が青森や九州までずっと続いていることを実感できないのと同じで、自分が目の前で描いている原稿が、印刷されて、全国の書店に並んで、読者が読むという繋がりがイメージできない。特に僕の場合、連載と名の付くものは一切したことがない! さらに! 悲しいことに、今まで何度か載せた読み切りでも、読者の方からお便りとかもらったことないし(こんな人気ねえ奴に連載させて大丈夫か?)。自分が本当にマンガを描いてるのか全然実感できないのです。四六時中「やっぱり、夢じゃねえか?」という気持ちが。だから、それを確認するために朝5時からコンビニに行って来たのです。……恥ずかしいですね、自分の絵が一杯並んでいるのは。2か月も前に描いたマンガを見るのは、昔の日記を見ているようで苦行に近い。



もっとも、実際売られているところを見ても、まだ実感できてなかったりしますが。



発売されたのに、「読んだよ」ってメールとか電話とか誰からもこないし…… まあ、これは友達がいないだけですが(泣)。週刊連載なんだけどなー、しかも、サンデーで。なのに何だろ、この静かさ。ビックリだね。


ほんとに僕は生きているんだろうか。

そういえば、僕、母校の卒業生名簿にも「行方不明者」の欄に入ってるんですよ。



……つまり、どういうことが言いたいかと言うと、あの〜、遠回しに言いましたけど、えっと、えっと、「読んだよ」ってお便りが欲しい、という話でした。ゴミ子みたいな口調になっちゃった。



ほら、違う話したらしょーもない話になっちゃった。次こそガンバの話を……!ダ、ダメ?

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