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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

椎名高志

Vol.7/2003年2月19日

 前回のコメントが薄ら寒い今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。こういう悲劇を防ぐためにも、過去のコメントは随時削除していくシステムにするべきだと思うのですがいかがなものか(注:ここは笑うところ)。

 増刊で久しぶりに描いた読切『江戸浪狼伝』いかがでしょうか。調べてみたら江戸時代ってムチャクチャ面白かったので、仕事そっちのけで資料を読みふけってました。でも勉強したことはほとんど使ってません。その辺の詳しいことはワタシのHP
http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/
でどーぞ。

 さて、ネームのBGMは杉良太郎サマの『江戸の黒豹』。百万回は聞きました。エンドレスで口ずさんでいたら、しまいに子供が憶えてしまい、女房に「二度と歌うな」と叱られてしまった。
 作画に入ったらちょうどそれが主題歌の『新伍捕物帖』の再放送が始まったので、チェックしてみたところ…このドラマ、かなりムチャクチャです。藩屋敷を夜間警備している侍が、犬を連れて見回りしているシーンがあって、江戸時代に軍用犬っていうのがもうアレなんですが、あまつさえその犬がでっかい「ボクサーハウンド」だったりするのはどうか。目の見えない女の子が手術してもらうために江戸に出てきてたり…江戸時代に目の手術ってアンタ。考証なんかしなくても一般常識で変だろう。
 でもその前に放送していた『大江戸捜査網』では、主人公が悪人の屋敷に乗り込んで名乗りを上げると、手を触れてもいない襖や障子が自動でバタンと開いたりなんかしてたので、そんなことは些細なことなんだな、きっと。それに、オレも含めて視聴者の90パーセントは、杉サマの流し目しか見てないから。杉サマ、最高! キャーッ!

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