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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

西森博之

Vol.1/2000年7月5日

 「座る」

2年3組 西森博之


 僕はまんが家だ。だからイスに座ってる時間はハンパじゃなく長い。だからって座るのが好きかとゆーと、そーでもない。でも一番好きなのは転がる事だ。別にグルグル回るわけじゃないんだ。でも電車ではたいてい立っている。寝たふりをするのは大変だからだ。
 なぜ寝たふりをするかは考えてくれ。

 ところで最近の若者は(ウーン、いいセリフだ)、地べたに座っている。ペタリとだ。昔の人は、いわゆるヤンキー座りだった。アレは実は楽ではないのだ。ヒザから下に血がいかない。長時間のあのままでいる奴はカナリの根性者だ。だけど最近はペタリだ…楽? あぁ、楽だろう。楽ならいいのか!? と思っていた。
 しかし俺は見た! 冬の寒い日、ペタリと座った少年少女を!! 冷たくないのか? アスファルトは凍てついてないのか…夏の暑い日、熱くないのか!? アスファルトは焼けてないのか…と思っていた。
 わかっちゃったんだ。奴ら根性者だったんだ。ニコやかに話をしていても、ジュースを飲んでいても、腹の中では“先に立ったら、俺の負けだ!” “早くたてコラ!!” “立たねーか!”とか思ってるんだ。とうとう先に立った奴に“負け犬”とか思ってるんだ。
 体を大切にしろよ。

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