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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

久米田康治

Vol.16/2002年4月10日

(編集部からお知らせ。4月10日発売号で、「育ってダーリン!!」が復活掲載しています。それをふまえて…)

 言いたいことはわかる。何も言うな。あの頃は普通の人にも好かれたかったのだ。正直言おう。ともさかりえで主演になってくれればいいと思ってた。でも、それは間違いだった。人には分というものがあり、自分の範疇にないことをするもんではないんだ。それはもう、世の中には多才な人もいるでしょう。ミュージシャンと作家の間をいったりきたり、漫画家とタレントをいったりきたり、そんな多才な人もいるでしょうが、私はそうではない。同じ漫画のジャンルの中でもいったりきたりできない、心も狭ければ能力も狭い人間ですよ。笑いたければ、笑うがいい、自分の範疇からはみ出したはみ出し者を! 私は愛やら恋やらを描かせたら不得手な人間、スポーツ漫画も描けなかったですし、風俗漫画も、冒険漫画も中途半端で… ていうか、オレの範疇って何?
 また、死ぬ理由ができた。

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