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磯見仁月

Vol.26/2014年7月2日

グーテンターク!!
フランス編に入り、フランス語を調べる機会が増えて、なけなしのドイツ語が抜けかかっている仁月です。
なのでフランスだけどドイツ語挨拶。
ちなみに18世紀の公用語は主にドイツ語とフランス語でした。
今でもそうですが、ヨーロッパの言語は派生がもとは同じなのもあって、何種類かを使いこなす人が多いです。
この時代も然り。
とくに階級が上の人や、各地を渡り歩く職人・商人・芸術家などは、この2種類の言語は話せて当然だったようです。
カトリックかプロテスタントかで言語の共有度が異なっていた場合もあったようで、島国の日本では不思議な感覚かもしれませんね。


さて、クロノ・モノクロームも27話。
上記のきったない手書きの地図は、仁月が当時の資料をもとに書き起こしたレジャンス周辺の地図です。
レジャンスの歴史は長く、店名がかわったり、改装工事などで移転をしたり、カフェからレストランにかわったりしてるので、当時の正確な位置までははっきりしていません。
が、パレロワイヤルの広場に位置し、ルーヴル王宮の向かいにあったそうで、たぶんこのへんじゃなかろうかと!!
パリ発祥の地、シテ島の付近で、パリの中でも中央に構えていたことがわかります。
ちなみに中央市場やイノサン墓地は現在は残っていません。
でもパレ=ロワイヤルも、ルーブルも現存してるので、機会があれば訪れて、周辺の空気を味わってください。
パリはどこも素敵ですが、この辺から近くのチュルリー公園まではなかなか歩くと気持ちがいいです。

さて、そんなパリのど真ん中で始まった、フランスの棋士フィリドールとの対局。チェスをされている方にとってはあまりにも有名ですが、この方、実在の人物です。 本話に出てくる指南書も、実際にフィリドールが記した当時のベストセラーでした。
とにかく強く、当時、あまりの強さに理解を得られなかったほどだったそうで、数百年たった今でも、残された棋譜は輝きを放っています。
現代のチェスの礎を築いた棋士の一人で、基本的なテクニックにも多くその功績が残ってるので、興味を持った人は調べてみてくださいね。

次号は28話。
引き続きフランスですが、少々舞台が変わります。
黒六がどういう行動に出るか楽しみにしていてください。
反応・感想楽しみにしています。
1巻・2巻ともども応援宜しくね!!

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