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サンデー作家陣

磯見仁月

Vol.10/2014年2月26日

どうも、最近布団から寒くて出れない仁月です。
雨水も過ぎ、名残雪もわずかとなりました。
ニュースではもうすぐ春とか言ってますねー。
おかしいですね、連載始まってからほとんど記憶に残らないほどの速さで、日が過ぎてってます。
去年は諸事情で、仁月は全く春を味わえずに過ごしたのですが、今年は桜を見たいなぁ。


さて、クロノ・モノクロームも11話。
今回は時計うんちく回です!!
タークを語るうえでは欠かせない要素。
今作を見れば何となく分かるかと思いますが、実はタークと時計は密接にかかわっているのです。
18世紀は時計技術が飛躍的に発展した時代。
当時、電気なしでの技術力をフルに使って生み出せる、最高峰の芸術品のひとつでした。
それに関わる職人さんたちも最高峰の技術者が多く、時計をつくるには技術はもちろん、材料として高額な宝石や金銀装飾が必要だったため、主に王室付きになるか、富裕層のスポンサーに付いてもらって作る一大事業でした。

よって一般人にはなかなか手の出ないもの。
では時計を持たない人がどうしてたかというと、修道院や寺院の鐘で時刻を計ってたんですね。
日本でも江戸時代はお寺の鐘や、専用の半鐘がその役割を担ってたのです。
クロノ・モノクロームでは、第1話のクロムが初めてタイムスリップし、見た光景の中で、奥にシルエットで見えている寺院がそうです。
今でもウィーンのシンボルになっている寺院なので、またそのうち作中でかじれればいいですね。

ちなみに写真はウィーン王宮博物館の展示品で、ハプスブルグ家の所有する品々です。
時計やその技術を応用したものが、これ以外にもずらりと並んでいました。
きらびやかですよねー。
ターク以外のオートマタもここと同じコーナーにあり、そこからも両者がきってもきれぬ関係にあったことがうかがえます。
作中に出る工具も、当時の時計職人の資料をもとに作画しましたんで、雰囲気を味わっていただければ幸いです。
さらに女性職人は…、あ、だめだ、長くなりすぎる。
次回に持ち越します!

次号も引き続き新キャラのお話です。
反応・感想楽しみにしています。
応援宜しくお願いします〜!!

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