WEBサンデー

MENU

まんが家バックステージ

サンデー作家陣

畑 健二郎

Vol.421/2015年9月30日

【第1話 Bパート『ふたりのまほう』】

ハヤテの時は一、二話同時掲載で、
今回は一話を分割という、
なんとも出だしが落ち着かない漫画家、
どうも畑です。

そういうわけで
『アド アストラ ペル アスペラ』第001話Bパート、
いかがだったでしょうか?
Aパートと合わせて読んでいただけたでしょうか?

とりあえず、こんなところから
物語を始めてみようと思います。

あ、ちなみに
ここからは先はネタバレになるので、
本編をご覧になってから読んでください。

ハヤテも載っているので、もちろん、そちらもよろしく!
あ、『ハヤテのごとく!』第46巻出てます!買ってください!!

あとTVアニメ『それが声優!』の
BD&DVD 第1巻も本日発売です!
そちらもよろしく!!ていうかメチャクチャよろしく!!

では、行きますよー。




そんなわけで葉月忍による、
未来を取り戻すための
三万光年の旅が始まりました。

ハヤテの場合、物語の終了は『時間』
12月24日が来れば、ハヤテの物語は
自動的に終了となりますが、
忍の場合はそれが『距離』
三万光年先まで、生きてたどり着けたら
物語は終了となります。
長いですね~。

とはいえ人気がいまひとつなら5話で終わる予定なので
辿り着かなくても
『忍の旅は続くのであった!完』ってことになるかもしれません。

三万光年の旅を無事終えられるかどうかは
読者の皆様の応援次第ですので、
どうかよろしくお願いします。


新連載を始めるにあたって、
とにかく色々なことを考えました。
恐らく、四年以上は考えたと思います。

なんせ、この一話目のネームを描いたのですら、
2014年のお正月なのですから。

色々考えた結果、
最終的に思い至ったのは
やはり今、自分が理想とする漫画を
そのままの形でを描いてみたい、
という想いでした。

理不尽に対して、
諦めるのではなく真っ向から戦う漫画を描こう。
滑稽でも、愚かしく悩み、弱くても懸命に抗う主人公を描こう。

主人公、葉月忍は、能力によって何かを為す主人公ではありません。
天才でもなければ、超人でもない。
なにか、他を圧倒する隠された能力が覚醒することもなければ、
大いなる血族の力を与えられることもないでしょう。

なので物語の主人公としては不向きで、
特別性を持たない彼に、主人公は不適格だと思います。

ですが、そんな彼を、あえて主人公にしてみました。
そして、思い付く限り、最悪な状況を与えてみることにしました。

少年は友達を助けようと、命を賭けます。
しかし、結果として世界の仕組みから『死ね』と言われ、
信じたものにも、根本から裏切られます。

迫りくる死を目前に、それでも少年は決断します。
能力ではなく、勇気をもって。

これは、やろうと思えば誰でも出来ることです。

ずっと考えていました。
能力で何かを解決しなくても、
勇気をもって痛みを伴う決断することが、
主人公を主人公たるものにするのではないだろうか?と。

今回、この漫画で僕が描いてみたい主人公というのは
まさにそういう主人公です。

誰でも出来ることを、
しかし誰もが出来ない決断を
それでも決断し、実行する。
たとえ結果として、命を落とすことになろうとも。

主人公・葉月忍に出来ることは、
勇気をもって決断することだけ。

結果的にそれでお話が面白くなるのかは分かりません。
ですが『自分の読みたかった漫画を描く』というのが
この『アド アストラ ペル アスペラ』なので
そんな彼を主人公にして、物語を進めていきたいと思います。

今後も忍に対しては
理不尽な力が、無慈悲に襲いかかるでしょう。
そして、少年は決断をしていくと思います。
勇気をもって。命を懸けて。

しかし、そんな少年に…そんな少年にだからこそ、
少女はそっと手を差し伸べるのです。
そして言うのです。

「それでも戦え」と(笑)

二人の旅の終着点が、
どうなるかは分かりません。
設定だけはガッツリ考えましたが、
旅を完遂できるかは未知数です。

旅の終わりがどうなるかは分かりませんが
生温かく見守っていただけたら幸いです。

来月もよろしく!



【ハヤテのごとく!第507話 】

物語には始まりがあります。
そんな物語の始まりの一番大きな部分の話。

アド アストラが人の勇気と決断を描く物語なら、
ハヤテのごとく!『人は簡単に理解しあえない』ということを
描いている漫画です。

決断はすれ違い、勇気は空回り、
言葉は意味をもちません。

ですが、それでも物語は収束へと向かっているのです。
爆弾を抱えたまま。

長かった修学旅行の最終戦。
果たして一億五千万円は誰の手に…!

来週もよろしく!

それではー☆

このページのトップへ