WEBサンデー



畑 健二郎

Vol.168/2008年1月30日


【第161話/お年玉は無駄な事に使うべき】

アロハー。
ハワイにも言ってないのに浮かれてみました。
どうも畑です。

風邪で死にかけました。
倒れていた時間は半日ほどですが
現在のスケジュールではその半日が命取り。
浮かれている場合ではありません。浮かれる要素は何もないし。

おかげで先週予告したDVD−BOX・02の話はまた今度。
でもこれは期待しててください。
文章ではなくボックス自体を。

けど半日で治ってホントよかった……。
そんなギリギリな毎日ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

そろそろサイン会が近づいてきましたね。
当日どんな感じになるかはわかりませんが頑張ってサインしようと思います。
できるだけマイナーではないキャラを注文してくれるとありがたいかなぁ? あと時間がかかっても笑顔でいてくださいね☆

しかし福岡か〜。
まさか自分の生まれたところでサイン会をすることになるなんて思わなかったです。
感慨深いですな。

それはそうと今週のサンデーは
ハヤテが表紙&巻頭カラー&ふろくカード付きなのです。
本当に血涙ふりしぼりながら描きました。
正月休みはこれでなくなった感じです。

ハヤテ尽くしの一冊なのでぜひ皆さん一冊とは言わず二冊三冊と
買ってもらえるとありがたいです。
あとこちらも気にしてもらえるとありがたいです。



[畑健二郎先生アシスタント募集]

畑先生のアシスタントを希望される方は、
ご自身で描いた絵を数点(ペンで描いたものに限ります。コピー可)と履歴書を同封の上、下記のあて先までお送りください。

〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2−3−1
小学館 少年サンデー編集部 「畑健二郎アシスタント募集」係


※週に3〜4日、東京都内の勤務地に通える方に限らせていただきます。
※応募いただいた履歴書、絵はご返却できません。
また、応募多数の場合は、すべての方にご連絡できないことがありますのでご了承ください。
採用者が決まり次第、応募締切とさせていただきます。

よろしくお願いします。




−−−−−−−−−−−ネタバレ−−−−−−−−−−−−−−

ガチャポンを大人が買う行為について
『どうせ数年後に捨てちゃうのになんで買うんだよ』と、とある掲示板に書かれていた。
それに対し、その掲示板の住人はこう返した。
『きっと回す時間を買っているのだよ…』

子供の頃、兄貴と二人、なけなしのお小遣いでおもちゃを買った。
ゲームウォッチに超合金。ゾイドにガンプラ、ロボダッチ。
ミニカー、チョロQ、ミニ四駆、そして最大のものが……
……ラジコンだった。

どれ一つ、いまや残っていない。
振り返ってみればブームに乗せられ
なけなしのお小遣いを捨てたようなもの。

しかし、最近思う。
あの頃、確かに訳も分からず
誰かに踊らされていたのかもしれない。
けど、友と胸を熱くして、語り、戦い、遊んだ記憶は
永遠に消えることはないのだと。

最近、グラスホッパーの復刻版が出ていると知り
思わず衝動買いしてしまった。
当時、確か最も安いマシンだったから買ったのだと思う。
それでも手に入れた時は本当にうれしかった。
散々走らせ、レースして、結局前輪のシャフトが折れたから
修理もできず、その後、遊ばなくなり、最後はどう捨てたのかも覚えていない。

だけど、正月明けの冷たい風の匂いを嗅ぐと思い出すのだ。
お年玉をかき集めて買って、自分で組み立て、
寒空の中、日が暮れるまで友達と外を走らせていた事を。

……で、そんなこんなを考えていたら出来たのが
今回の話です

前フリ長っ!

で、長い前フリの割には本編は極めてどうでもいい感じの話。
その割に色々考えた話。
本当は咲夜父のホーネットと対決とかいう展開で、もう少しラジコンで遊ぶくだりをコロコロチックにやりたかったんですが
16ページだと入りませんな。

それはそうと見開きが時間がなくて死にそうでした。
ヒナギク、伊澄までしかいないのは背景の構図優先で描いていたら
それ以上の人数が上手く入れられなくなってしまったから。
本当は西沢さんとかも描いてたんですがパース的にどうしても入らなくて泣く泣くカット……。
けど今見直すと伊澄とヒナギクもいらなかったかも……。

けどこの見開きとDVD・BOX−02に関しては、
苦情は一切受け付けないです!

なぜならこれを描いている時、アニメの新年会というのがあって
久しぶりに声優さんとかと会えるはずだったのです。

アフレコに行く暇が全くなくなって久しいので僕は結構これを楽しみにしていたのです。……が!!

……行かずにこのカラーを仕上げました……(涙)
おおむね完成していたから無理すれば行けなくもなかったのですが、後のスケジュールの事を考えるとやっぱり遊んでいる場合ではないということで断念。

ええ、当然ですよ!
プロですから!

遊んでる暇があったら少しでもクオリティーを上げるほうに精進するのがプロの仕事なんですから!
涙をのんで仕事してましたよ!!

ただこの星の未来を紡ぐ子供たちに
一つだけ知っておいてほしい……。

そういう涙が……このカラーの裏には
あったのだということを……(遠い目)

あ、ハヤテの執事服は近いうちに本当に変えようかと思います。
今回の見開きのやつに。

それではまた来週〜☆