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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

畑 健二郎

Vol.156/2007年11月7日

【第151話/三人寄っても馬鹿野郎】


先日、新宿を歩いていたら『メリークリスマス』と書かれたポスターが飾ってありました。

え?もう年末?

早い……早すぎるよサンタ。
もう少しゆっくりでいいよサンタ。
なんなら一、二週間くらい遅れて来て
「てへっ☆遅刻しちゃった☆」とか
幼馴染で世話好きでヤキモチ焼きなクラスメートを
装ってもいいよサンタ。ぶん殴るけど。

そんな、迫り来る年末に怯える今日この頃ですが
いかがお過ごしでしようか?
あ、どうも畑です。


しかぁし!心配はいらんでごさる(ハットリ)

そんな時のために『ハヤテのごとく!2008カレンダー』があるではござらんか!(疲れたのでハットリここまで)

実はこのカレンダーにはちょっとしたエピソードがありまして
今日はその話でもしようと思います。

そう……あれはさかのぼること何か月か前……
担当様とファミレスで打合せをしていた時の事。

その週の打合せ(ストローの包み紙に水をたらして遊ぶ遊び)にも飽きてきた時のこと。
担当様が鞄からおもむろにコピー用紙を取り出して
なにやら絵を描き出したのです。

はっ!もしかしてあれですか?
漫画界の都市伝説・担当がネームを切ってくれるという奴ですか?

ちょっと人気が出てくると編集部から「次はこれを描きなさい」
と言って担当(美人で眼鏡)から
編集部が会議で決めたと言うネームを渡され
「そんなの私の漫画じゃありません!」
と漫画家(新潟出身・19歳・美少女)が拒否るも人気のために
仕方なく描いて、人気は上がるが徐々に心が壊れていくという
マジでそんな光景に出会いたくなる例のアレですか?

まさかそんな超絶スキルの編集部がこんな身近にあったとは!
それで人気が取れるなら是非ともそれに乗っかりたい!

ワクワクしながらそれとなく覗いてみる僕。
見るとそこには確かに漫画が!
しかしそれはなんと一ページにたった一コマだけしか描かれていない漫画!そんな一コマ漫画が延々七ページ!

「いりません」
「は?」

絶望に暮れる僕。
せっかく期待してたのに
そんな一ページ一コマの漫画どうしようって言うんですか。

「いや、これカレンダーなんだけど……」

カレンダー?

聞けばそれは、これから発注するハヤテのアニメのカレンダーのラフだったそうです。
つまり分かりやすくいうと
「一月はこういう感じの絵でお願いします」
と説明するためのもの。

そのラフを元にキャラデザの堀内さんやアニメーターさんたちが
絵を描いてくれるんだそうです。

「表紙は決まったんだけどカレンダーの中がねー……」
と担当さん。

ここでピーンときたね。
高校の学科が理数科だった僕にはピーンときたね。
理数科の文系コースだったけど。

「それはもしかすると……誰が描いてもいいんですか?」
「まぁ、ラフだからね」
「例えば……僕でも?」
「は?」

普段、自分では中々描けないイラストというのがある。
構図やポージングが地味に難しいと思っている絵だ。
そういう絵は時間的な制約もあって、頑張って描こうとは思っていても、どうしても避け気味になってしまうのだ。

しかぁし!自分で描かないなら話は別だ!
ていうかラフを描いたらそれを堀内さんたちが描いてくれるなんて美味しすぎる仕事、誰に任せられるというのか!!

「それ……僕に描かせてください!!」
「ええええっっ?!」

てことで、カレンダーの中身の絵の構図は
全部僕が考えさせていただきました。
それもかなり細かいところまで。

どんな感じになっているのかは買って見てのお楽しみだ!!
とりあえずそこに描かれているものが、僕が『地味に』難しいと思っている絵だ!
どういうところを難しいと思っていて、
どういう風に難しいのかはカレンダーを眺めた時、
日付を見るついでにでも、ゆっくり考えてみてくれたまへ!

堀内さん、アニメーターの方々、本当にありがとうございました!

できれば2009年もやりたいと思うので
その時もまたよろしくお願いします。

では今週の話ですが……。



−−−−−−−−−−−ネタバレ−−−−−−−−−−−−−−

中々山頂に着かない……。



……えっと、今週は以上です……。
ええええええっっ!!!!


ていうか上の文章に時間掛かりすぎちゃったよ……。
スミマセン。
てなわけでまた来週〜。


どうでもいいけど上の絵でまた雪路を描いてしまった……。
ついこの間、雪路を描いたばかりだったけど忘れてたよ……。

それでは☆

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