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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

畑 健二郎

Vol.99/2006年10月4日

【第098話/こころはタマゴ】

新機種が発表された途端うちの携帯音楽プレイヤーが壊れた、
どうも畑です。
確か読切版のハヤテの原稿料で買った気がするので
もう大分長いこと使っているような気がします。
ほとんど一日中、音楽とラジオを聴いているのでないととても
不便です。

保証書もなくしたのでとりあえずお店に修理に持って行こうと
思ったのですが、先日アシスタントのG君のそれが同じように
故障したとき修理費がほとんど新品と変わらなくて愕然とした
という話を思い出し、やはり新しいのを買うべきか悩み中……。
うーん……どうしよう……。
G君は結局HDDやバッテリーを換装するキットを使い、自力で
修理して安く浮かせていたけど僕もそうするか?
でも今使ってる奴の液晶が白黒なのでカラー液晶にとても惹かれ
る……。
悩ましいですな〜。

そんな風になかなか壊れないものがすっかり壊れる程の長い時間
の中、この連載もいよいよ100話目が近づいて参りました。
今週は100話目のカラーを仕上げました。
気が付くとこんなにキャラが増えていたのかと我ながら唖然と
してしまう見開きです。男キャラが大分抜けていますが、
後回しにしていたら入れるスペースがなくなってしまって……。
どういう感じになっているかは100話目をお楽しみにという
ことで。

しかしもうすぐ100話ですか。
正直言って100話もやれるとは思っていなかったので驚きです。
100話も費やし、まだ漫画内の時間が3月なことにさらに驚き
です。
とりあえず100話目についての話はその時にするとして今週
は下の話が長くなりそうなので早速今週の話なのですが……。



−−−−−−−−−−−ネタバレ−−−−−−−−−−−−−−

随分前にお話していた見開きの予定というのは今回の話の中の
見開きの事です。
ここに至るまでの道のりにえらくかかってしまいました……。

今回で一応ヒナ祭りは終了。
一応というのは本当は14ページの直後、ヒナギクと西沢さんの
話が入る予定だっので……。

本当はそこまで話を盛り込みたかったのですが、描いてみると
意外とここでいったん区切りを入れた方がキレイかな?と思った
ので西沢さんとの話は次の機会に回すことにしました。
さすがに長くなりすぎましたしね……。

しかし改めて当たり前のことに気付くのですが漫画というのは
マルチシナリオというわけには行かないので、なかなか切って
しまった話の中にも惜しかったなぁと思うものがいくつも
ありまして、特に今回はそれが多いシリーズでした。

まずヒナ祭り祭り。
祭りの中でナギを助けに走るハヤテがより恥ずかしくなる状況と
して、ヒナギクの誕生日会とは別に同時進行で美少女コンテスト
とか出来ないかなぁと漠然と考えていました。
せっかく咲夜や伊澄など色々いましたし。
その中で咲夜に負い目を感じているワタルに咲夜が
『はーワタルが白皇でしっかりやっている証拠をウチに見せて
ほしいなー。主に女装で』
と美少女コンテストに女装して出場することを遠回しに強要。
それに逆らえないワタルという状況は結構気に入ってたのですが、
実際に描いてみると、そんなサイドの話を盛り込むスペースは
まったくなく……。
結局、ヒナギクの歌の一連のシーンに話を集中させる感じになり
ました。

もっとも、あれもヒナギクの衣装をあんな感じに描いた後、冷静
になって『あれ?あの衣装やっぱマズくね?』と意外と本気で
『怒られるかも……』とプルプル布団の中で震えてたりもして
ました。

他にもヒナギクの待つ時計塔に遅れてきたせいで、ヒナギクと
戦うことになったハヤテが、その最中、実は女装の呪いが解けて
いなくて、再び女装姿となりヒナギクとの戦うことを渋々承諾。

恥ずかしいけど勝たなくては元に戻れないので仕方なくヒナギク
にその女装姿を晒すも、ヒナギク、意外にも真剣勝負モードのため
ハヤテのその格好にノーリアクション。
その物言わぬ冷たい視線にハヤテ、逆に死にたくなるという絵面
はなかなか悲惨な感じがして、どうにか入らないかなぁと思った
のですが、やはりそのシーンを入れるためだけにもう一度女装を
させるのはさすがにちょっとしつこいと思い断念……。


このように、漫画には選ばれなかったちょっとしたお話が色々
あるわけで、この漫画以外にも、あの漫画にも、この漫画にも、
無数に選ばれなかった択肢があると思うのですよ。
その中にはあの漫画のあのキャラが死なない選択肢も……あった
のかもしれませんね……。

もっとも、それでも何があろうと外せないと考えている話は
あるわけで、それが今回の話です。
いかがだったでしょうか?
笑いの要素は少なめですがこういう話も良いのではないかと思う
のですが、どうでしょう?

この話に至るまでの過程が予想以上に長かったので、マラソン大
会やら正宗やらクッキーやら、そしてヒナギクとハヤテが始めて
出合った時のことなど、すっかり読者の皆様に忘れられていそう
で、かなり不安満載なのですが、大丈夫でしょうか?

わ!忘れた人は単行本を買うと良いんじゃないかな?かな?
(大きな鉈を隠し持って)

作者としては100話の前にここにたどりつけてちょっとだけ
ホッとしていたりはしますが……。

まぁ、色々ありますが、どうにか気に入ってもらえると嬉しいの
で感想などありましたらドシドシ送りつけてやって下さい。

もっとも、ヒナギクだけでなくナギやマリアや西沢さん他にも
あるんですけどね。早くしないと読者の皆様に忘れられてしまい
そうなことが……。
と、とりあえずそれらを描く前に打ち切りということにならない
ようにこれからも何とか描いていこうと思います。

それではまた来週〜☆

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