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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

畑 健二郎

Vol.49/2005年10月5日

【第50話/一年間の感謝を込めて】


一年間、

本当に応援

ありがとうございました。


ここで文章を終わると連載終了の挨拶みたいなので
今後ともどうかよろしくお願いします。



今週はいつもより少しだけ
まじめな文章になるかもしれませんが
それも含めて一周年ということで……


正直なことをいえば連載当初
一年も連載が続けられるとは思っていませんでした。

いえ、僕自身は連載を続けたいとは思っていましたが
なにぶん根がネガティブで
考え方が後ろ向きに前向きなものですから
きっと無理だろうなぁと思っていました。

それが一年……

本当にあっという間の一年でした。

実を言えば
まだ週刊連載をしている実感というものがあまりありません。

毎週16ページの原稿を完成させるという
『作業工程』に関しては、
仕事の内容が違うとはいえ
アシスタント時代に五年近く
散々やってきたことなので
あまり新鮮さがなかったりします(プレッシャーやら
責任感といった精神面はだいぶん違いますが……)

そして週刊連載を持つことは
自分にとって遥かなる夢であり
きっと実現しないと思っていた目標の一つでした。

だから自分がその目標に達したということが
いまだに信じられないのです。

毎週思うのです。

週刊連載で漫画を描くからには
もっと絵がうまくならなくては、と。

毎週悩むのです。

週刊連載で漫画を描くからには
もっと面白い話を考えなくては、と。

僕は漫画が好きで
こういうマニアックな性格ですから
相当量の漫画を読んでいると思います。

なので自分の実力の程度についても
良く理解しているというかなんと言うか……
良く分かっている……と思うのです。

今のままで良いわけがない。

悩まない日は、一日だってないのです。


面白い漫画が描きたい。
そして、それをより多くの人に読んでもらいたい。

漫画家なら当然持っている欲求を僕も持っています。
そのために今、
自分が何をしなくてはならないのか。

足りてないものは多いです。

それが少しでも埋められたらという想いで
このWEBも毎週更新していたりします。

漫画の連載というのは週刊に限らず
読者に見限られたら、あっという間に終了です。

正直な話この漫画が、
僕が想い描く唯一のトゥルーエンドにたどり着く可能性は
多く見積もっても二割に満たないと思います。

ですが何とかそこまで
読者に見捨てられず、
たどり着けたらいいな……と思っています。

そのために出来る事は全てやる覚悟で挑んでいます。


この連載のフィナーレで
恐らくハヤテが言うであろう台詞があります。

積み重ねた日々の先で
少年が少女に言う一つの言葉です。

今はまだその台詞をハヤテは言うことが出来ませんが
きっといつか言えると信じて……
頑張っていこうと思います。

これからもどうか
応援してください。

よろしくお願いします。





さて、なんだかずいぶんまじめな上
何を言っているのか良く分からない文章になってしまいましたが
ここから先はいつもの調子で……

色々書きたいこともあると思いますので。


−−−−−−−−−−−ネタバレ−−−−−−−−−−−−−−


で、まずはサンデーの表紙から。

予定通りの台詞を言うなら

「たっはー!あんなに一生懸命背景塗ったのに
 ロゴで全然見えねーべ!描いた意味ねーっぺよ!」
                   (釣り大スキ三平・風)

実を言えば背景が見えなくなったことより
ナギのお尻がロゴで隠れてしまっていることのほうが
ショックだったり……
あとスカートのレースの広がりが
トリミングで全部カットされているところとか……

いや、わかっててやっていたことなので
別に問題ないのですが、
ちょっと勿体なかったかなぁと。

でもそんなことを思っていたら
どうやら近いうちに
この表紙のノン・クレジットバージョンがそのうちどこかで
見れるとか見れないとか……

まだ分かりませんが見掛けたなら
「なるほど、こういう絵だったのか」と思ってください。

ちなみにこの絵のテーマは
『最終回・ノーマルエンド』

時計塔とその背後に広がる謎の街をバックにポーズをとる
ハヤテとナギ。
ノーマルエンドっぽい絵……ですよね?

それにしてもあんなに頑張って描いた時計塔の文字盤やら
時計の針やらがまったく分からなくなっていますな。
ていうか、もはや後ろが時計塔なのかさえ分からない……
結構苦労してパースを合わせたのにな……

街のほうは下絵をアシさんに描いてもらい
僕が塗り塗り。
ナギのお尻やらトリミングで切られた部分も結構あって
こちらも労力の割りに報われなかった気が……
スマンのう、苦労かけて……

でも次に表紙の話が来たら
また背景まで頑張ろうと思います。

なのでこの表紙に負けずにサンデーを買ってくださいね☆

出来上がりを見れば
結構良い感じ……ですよね?……ね !? 


さて次は描き下ろしポスターカレンダー。
どうやら僕は
ほどけたリボンを咥えないと気がすまないらしいです……

ポスターということで
いつもはやれない横長の構図を使ってみたくて描きました。

一番塗るのに苦労したのが
ハヤテの持っているティーセットなのですが
おかしいなぁ……何に苦労したんだろう?
謎です。脳を噛まれそうです。

ちなみにこのポスターは
今までのカラーの中で一番僕の予想通りの色が出ていて
ちょっと嬉しかったりします。


そして本編の見開き扉。
見開きの扉絵は第一話以来……ですよね?

実を言えばワタルと伊澄の間に
西沢さんを描き忘れていたりします。
スミマセン。
入稿したあと完成した絵を見て気が付きました。

本当は壁紙ダウンロードサービス版では
西沢さんを描き足したバージョンにしようかと思ったのですが
時間的にそれは叶わず……

いやぁ、報われない彼女らしいですなぁ。

ちなみにマリアの振袖は下絵の段階ではもっと派手に
はだけていたのですが塗ってるうちに
「一人だけこんなに脱いでいたら、なんだか怪しい人みたいだ……」
ということで上も下も着物を書き足しました。

ここでもヒナギクのお尻が煽りで見えなくなっているので
是非、壁紙ダウンロードのほうで……
よろしくお願いします。


で、まぁ1周年ということで
本編の内容もそれらしい話にしようと
屋敷でも学校でもない舞台ということで
豪華客船が舞台となりました。

もっとも本編に一箇所、
単行本収録時には
シレッと直っているであろう箇所が一箇所ありますが
それはまぁスルーの方向でお願いします……
安い……安すぎだよ咲夜。

内容的には前・後編なので
起承転結の起・承だけで終わっていますが
久しぶりな人が一人。
咲夜がいったい何者か分からない人は
単行本を買ってくださいね☆
お願いします。

とりあえず今回は連載一周年ということで
連載初期のメンバーだけで話を作ってみました。

後半は今回のシリーズの真の主役の活躍にご期待ください。


それではなんだか物凄く長くなりましたが

いつも応援してくださって本当にありがとうございます。
そして今後ともどうかよろしくお願いします☆

それでは、また来週〜☆

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