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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

畑 健二郎

Vol.25/2005年4月6日

【第26話/描いた後、つくづく逆だと思うお風呂話】
上の絵は先週と今週で
連作っぽいのをやりたかったのでこんな感じに……

さて、四月です。
この漫画が始まって、もう半年です。
自分の人生でこんなに一瞬で過ぎ去った半年はありません。
この調子であと半年くらい続くと良いなぁ……
いや、もっと続けばもっと嬉しいのですけど。

それにしてもこの時期になると
我が母校・大阪芸術大学が懐かしくなります。

大阪という日本を代表する都市にありながら
周りを見渡す限り畑というすばらしい立地条件の大学で
多くの漫画家さんやらアニメーターさんや小説家さんなどを
輩出したりしています。

事務の人に「なぜ辞めるのですか?」と聞かれて
「東京でアシスタントをしながら
週刊少年サンデーで漫画家を目指します」と伝えると
ちょっと軽く笑われ「じゃあ連載でも決まったらご連絡ください。
復学できるようにしておきますから」
と言われたんですが復学できるんでしょうか?

いつかちゃんと卒業しようとは思っているのですが。

さて、今週は下の文章が長くなりそうなので早速……



−−−−−−−−−−−ネタバレ−−−−−−−−−−−−−−


相変わらずの分かりにくいたとえ話で言うならば
今回の話を含む
いわゆる地下鉄話の22話から26話までというのは
それぞれのキャラの『個別ルート』といった感じで
好感度が低いと発生しません(なんの?)

まぁ、なんというか今後の展開を考えると
しばらくやれそうにない話をとりあえず一通りやってみたというか
作者の複雑な心境が形になった感じです。

実を言うとワタルとの対決後、
本当は一気に話を進める予定だったのでした。

しかし、なんというか、先に進む前にちょっとワン・クッション
置きたくなったというか、ちょっと試しておきたい事が出来たというか、
経験を積みたかったというか……
一話完結形式にこだわってみたかったというのもありますし。

そのせいで「いつまで同じ日の出来事を繰り返してんだよ!」と
思われた方も多いかと思います。
スミマセン、ほんと……

まぁ、基本的には今後の展開上必要な登場人物についての
掘り下げだったり、触れたりしておきたかったというのもあります。

特にサキさんに関してはハヤテと二人きりの場面を一箇所でも
作っておきたかったんですよね。

彼女にはハヤテとの絡みで
どーしても今後やりたい話があるのですが
しばらくちょっと活躍の場を作りにくそうだったので。


で、今週の話なのですが
個別ルート『マリア編』といった感じでしょうか?

本当はタマを登場させないで、もっとラブコメちっくな話を
やろうかと思っていたのですが
増刊の外伝でもマリアが主役の話をやる予定だったので
ちょっとラブコメ要素は減らして描きました。

……が、結局、増刊は色々あってマリアの話ではなくなったので
もう、なにがなんやら。

それにしても、よく泣く主人公ですな。

まぁ、作者としては
ハヤテの泣きたくなる心境は分かるというか
何と言ってもまだ十六歳。
ヒドい人間性の持ち主だったとはいえ
一応は信じ、尽くしてきた両親にあっさり売り飛ばされてから
まだ十日ほど。
普段は笑顔を絶やしませんが
中々その心境は複雑だったりするわけです。

しかし「突貫!」といえば多少の壁なら壊せる気になるのが不思議です。
まぁ、拳で壁を突き破ったわけではなく、ちょっとヒビを入れただけなのですが。
それでも凄いか?

けど『マッハ』って映画を見ていたら
ハヤテの超人的な肉体能力も、あながち大袈裟に見えなくなってきました。

ちなみに本当は全裸のシーンは下のほうまで結構描く気満々
だったのですが、なんというか下品な感じになるのはあまり
好きではないのでこんな感じに。

気が付くと女の子の裸の出ないお風呂話をやるという
少年誌としてはかなり間違った展開の話になりました。


で、来週からは共通ルート(だからなんの?)
ハヤテとナギを襲う初めての試練(?)
1ページカラーが増えたりしているので
是非お楽しみにしておいてください。

それではまた来週〜☆

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