WEBサンデー

まんが家バックステージ

サンデー作家陣

福地 翼

Vol.77/2018年2月28日

こんにちは。
先日池袋パルコのらんまカフェに行ってきました。
うっちゃんのお好み焼きがふわふわで美味しかった!

らんま1/2は僕が初めて触れた留美子先生の漫画でした。
うる星やつらが男性向けだったのに対して、らんまはもっと広い層に向けて描くというコンセプトのもと、なら主人公を男と女両方の性別で描こう!というアイデアに辿り着いたとどこかで聞きました。(間違ってたらすみません)

今でこそ性別が変わる漫画は色々ありますが、当時は本当に斬新で、しかもそのスイッチが水とお湯というのも凄かった。

例えば女乱馬が女湯に落ちると、男になるので一波乱起きる。
また女乱馬が道場の風呂に入って男になったところに裸のあかねが入って来ちゃってまた一波乱起きる。
どうやってもトラブルが起きるシステムになってるんですよ。

さらに男乱馬がバトル中に水に落ちて女になることでピンチになったり、サービスシーンになったりもする。
ヒロインであるあかねが不在でもちゃんと読者サービスをいれ込める隙のないこのらんまシステム!

その上で行われるどうにも変てこな格闘!
爆砕点穴という岩壁を爆発させる大技も、もともと土木作業用に作られた技なので人間には効かないとか。笑

子供の頃らんま1/2を読んで、いつかこんな漫画を描きたいと思うようになりました。

そして縁あってかつてそのらんまが連載していた少年サンデーでお仕事をさせてもらえるようになり、うえきの法則という漫画が始まったわけですが、僕の漫画の中に所々垣間見える変てこなバトルは、確実にらんまの影響があったと思います。

それまではドラゴンボールのようなガチンコバトルばかり描いてたんですが、気づけばゴミを木に変えたり、物を発泡スチロールに変えたりするよくわからないバトルを描くようになってました。笑

一見かっこいいんだけどよく見ると変とか、一見変だけどよく見るとかっこいいとか、そういうギャップというか価値観は確実にらんまのDNAです。

ちなみに昨年留美子先生の作品が累計発行部数二億部を突破した記念にシャンプーのイラストを寄稿させていただいたんですが、実はあれ、納得いく出来ではなかった……!!
できることなら描き直したい!
今ならもっと可愛く描けるはず!
原作のシャンプーの魅力の一割も表現できなかった悔しさがいまだに残っています。

そんな思いを抱きながらパルコの階段の行列に1時間並んで、やっと食べられたうっちゃんのお好み焼きがふわふわで美味しかったっていうお話でした。

サイケまたしても、今週もよろしくお願いします!
ではでは。

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