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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

福地 翼

Vol.42/2015年9月16日

こんにちは!

サイケ第4シリーズは楽しんでいただけていますでしょうか。

僕は現在カリカリと第5シリーズの作画をしていますが、この作画スピードというものをなんとか上げられないかと、日々試行錯誤しています。

漫画を描かれてるプロの方から新人さんまで、みんなこの悩みを抱えてるのではないでしょうか?

そんなみなさんに朗報です!

最近ついにその極意を編み出しました!
作画スピードを上げる、その極意とは…!


『早く描くこと』!!!


…もう一度いいます。

『早く描くこと』です!!!

えー、そんなの当たり前じゃんと鼻で笑ったあなた。
勘違いしてはいけません。

ポイントはこの『速く』ではなく『早く』というところです。

つまり、スピードではないんです。
あくまでペンを入れるスピードは丁寧に。
商品ですから。シャシャシャと描いて雑になってはいけません。
(シャシャシャと上手く描ける人は別です。神業使いは存在します。)

では何を早くするのかというと、それは『描く順番』です。

ペン入れの際、皆さんこんな経験をしたことはないですか?

描いた部分のインクが乾いてないので、すこし間を置く。

そうです。この『間』こそが作画スピードを落としている元凶なのです。

この間を全て省略するだけで、作画スピードは格段にアップするのです。

ではどうすればこの間を省略できるかというと、先に述べた『作画する順番』というやつです。

まず大前提として、ペン入れは『原稿の左上から右下へ』(右利きの場合です)
そうすることでインクの乾きを待つことなくガシガシペンを入れることができます。

そして最大のポイントは『早く』描くこと。

これはインクが乾かないとどうしても次のペン入れができない状況になってしまった時に、もう早め早めに『次のページ』をペン入れしてしまおうという事です。

確かに前のページができてないのに次のページに移行するのは気持ちが悪いと思います。
でもいつどのページに手をつけようが、仕上がりはかわらないんです。
なら順番なんで気にせず、手を休ませずどんどんいろんなページにペンを入れていきましょう。
(理想は、なんでもないコマを最初に。キメシーンをペンが慣れた頃に描くのがベスト)

そうすることでかなりの間を省略でき、結果的に作画は格段にアップできるはずです。

もちろんページ毎のペン入れは気合を入れて。感情を込めて。怨念を、愛情を込めて。

これが僕が最近気づいたペン入れを速くする方法です。

でも他にもいろいろ方法はあると思います。
皆さんそれぞれに合ったやり方を見つけ出すのも良いかと思います。
僕のやつは参考までに。

じゃあ下描きは?

うん、まだそこは研究中です。
下描き遅いんですよ…僕。
もっと速くなる方法があるとは思うんですが。うーん。

では今回はこのへんで。
サイケの感想もお待ちしてます!
ではでは。

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