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サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.57/2014年3月12日

こんにちは。
ご無沙汰しておりますところの藤田和日郎です。

さぶいやら、迷惑な大雪が降ったりした冬も、次第に春に近づいていますね。
うちのアシスタントたちのうち2人は花粉症なので、ちょっと浮かない顔をしていますが、あったかくなるのは良いですよね。

『月光条例」が最終回を迎える前のテンションでどうしても何か書いておきたかったので書きますね。

もうあと数回で少年サンデーでの月光たちの冒険はおしまいです。

それを描いている自分は現在、凄い興奮しています。

寝ていても、「ああ今起き出して絵を入れたら、少しでもマシな画面が作れるかもしれないなあ……。」と、あんまり眠れませんよ。(笑)

考えてみると、自分は20年以上漫画家をやって来て、まだ二回しか長編漫画の最終回を経験していないんですね。
言わば「最終回初心者」(笑)

その初心者だから、もうね、ついこの間まで仕事場で騒ぐ騒ぐ。
「描き残したトコはないか?」
「振っといて忘れている伏線は回収したろうか?」
「登場人物みんなにちゃんと見せ場は与えてやれただろうか?」

アシスタント、友だち、家族、知り合い。『月光条例」を読んでくれているヒトビトに訊きまくっておりましたよ。

過去2回の最終回直前も、思い出すとそんな大騒ぎでしたっけ。(笑)


今はもう読者の皆さんが満足のゆく(と自分が考える(笑))ベストなラストシーンに向けてガリガリと描いてゆくだけになっています。

ここまできたら進路も路線も積荷も変更不可。
突っ走るだけです。

反省や後悔は描き切った後に全部回して、今は『月光条例』というロケットを全力で飛ばしておりますとも。
お話のゴール銀河に向けて。

推進力のエネルギーは、もちろん。
皆さんの「読者ぱわぁ」です。

感謝!\(^o^)/


藤田和日郎

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