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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.54/2012年6月6日

こんにちは!
ご無沙汰してましたが、皆々様お元気ですか?

しばらくここでお会いしてないうちに『月光条例』も、『アラビアンナイト』編を終わり最終章『かぐや姫』編に突入しました。

『月光条例』のまあ、アンケート人気のひっくいコトよ。
ほっとんどビリだもんねえ。
ちょー低空飛行で笑っちゃうくらい。

こんなコトここで書いて君たちにどうこうって訳じゃないんだけど、そういうコトになっとる漫画家の気持ちって、あんまり聞いたコトないでしょ?


まずね。あっちゃー。ってなりますな。
そして、このお話描き切れるだろうか? の不安。
だって、始めたからには終わりまで描き切りたいもんね。


でもね。人気が無くて打ち切られるのは、漫画家にとってあったりまえのことだからね。
最初のデビューの時からこの世界の公平なルールとして叩き込まれているから、ビックリはしないのでした(笑)。

だから、「もうそろそろ、月光条例を終いにしてくれ」って偉い人からお達しが来るか、こちらがクライマックスを描き切れるかの競争をこれから始めたいと思います。


もう、腕によりをかけて、描くのを楽しみにしていたアイディアや面白い展開をぎゅうぎゅうぶっこんじゃうからね。

今は、何か「人気」と遠い所で自分は描いているみたいなんですよ。
月光らを動かすのが楽しくてしょうがありません。

そう言うのってプロとしてどうよ?とも思いますが、最後までベストを尽くしてオモシロまんがを描くのに集中しますからね。

反省がないトコロに進歩は生まれない。と言うけれど、『月光条例』の人気の伸び悩みの原因追求は、最終回が描けた後にするとしましょう。
えっへっへー。

今は描きまくります。

今のところは、編集部からはまだ、何も言われてはいませんけどね(笑)。
自分が、アンケートの結果から、勝手に危機意識を高めているだけですよ。

でもなあ。考えてみると、『からくりサーカス』の時から、人気が低迷しているのは日常茶飯だったもんなあ。
それでも、打ち切りせず、連載を最後までさせてくれたもんなあ。サンデーは。

だから、アタマが上がらないや(笑)。
でも、そんなにユルくて大丈夫か、サンデー!?

みなさん、これはおれ個人の危機意識から来た「がんばってやり切るぞ宣言」ですからね。

繰り返しますが、編集部も担当さんからも、なんにも言われてはいないのです。f^_^;)

それでは、また、お会いしましょう!
危機意識が加わってきっと、面白くなりますぜー、『月光条例』!!
わっはっはー!


藤田和日郎

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