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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.49/2010年12月1日

 こんにちは。ご無沙汰してます。ものすごかった夏の暑さも嘘のように去り、冬に向けて秋が深まってますな。そう言えば『ムシブギョー』の福田 宏が夏嫌いだったなあ。夏の暑い日でも長袖シャツ脱がないのさ。
「お、お前まさか…その腕を見せたくないんだな… ということはその身体に恐ろしいクトゥルー一族を呼び寄せるタトゥーがトゥアくさんはいってるなああ。」
「…温泉行った時、フツウに入ってるの、フヂタさん知ってるじゃないですか。」
という会話をけっこうしたっけ。

 ええと、ご無沙汰の間に、調布市の「妖怪フォーラム」というものに参加させていただきました。大したお話をウスラハゲができるわけがないのですが、パネラーとして、他の方の話を聞いているのは楽しかったなあ。
 知ってた? 水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』って他の漫画家が描いたものもあるんだって。貸し本まんが時代の興味深いお話も聞いたり、とても意義あるフォーラムでした。
 それで、サイン会の時から何度かお顔を見たことのある読者の方が何人かいらっしゃったので声をかけました。
「おそらくあなた達は、そーとーおれに言いたいことあるんだよね? よっしゃ。わかりました。おれもハラをくくったよ。何でも聴きましょう。なんでも言ったんさい」
 いやいや。いつもこんなことしてるわけじゃないんですよ。たまたまです。
 で、フォーラムの会場の下の喫茶店で話をしました。9人くらいいらっしゃったかな。どの方も複数のサイン会にいらした方でした。月光条例についての感想をメインに言ってもらって、読者が漫画についてどんな気持ちで読んでいるかなどを聞かせてもらいました。中には月光やエンゲキブに対するキツい意見もあり、大層刺激的な時間を過ごしました。月光は無愛想で取っつきにくいんじゃないか、とか。少年漫画と言いつつ、子供たちが喜ばない漫画に月光条例がなりつつあるのでは…といった有益な意見が続出。やっぱり言いたいことはあったみたいでした。
 おれはね、漫画の話をするのが好きでしてね。自分の漫画も例外じゃない。どの方も礼儀正しい方で言葉を大切にしゃべってくれたのでとても気分がいい会でした。
 よし!
 面白く、月光条例をさらに面白い魅力的なものにするようがんばります!

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