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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.44/2009年9月30日

 こんにちわ!
 先週は、9月21日、22日、23日と、福山、京都、名古屋の書店でサイン会をさせてもらってきました。
 本当にどの会場の人達もいい感じの方でまいっちゃったよ。ポケットに手をつっこんだまんまの、笑わないとっぽい兄ちゃんも、「へえ、ナルミかァ。ナルミってカッコイイ? 何のハナシから読んでくれたのよ?」なんて自分が尋ねたら、またいいカオで照れて笑ってくれるんだ。もちろん礼儀正しい方々もたくさんいらっしゃって、かえってこっちの方が恐縮って形が多かったけどね。

 自分がサイン会で一番恐いのは、描くイラストが失敗するコト(失敗って言や、まァ毎週描いてる漫画も絵に自信があるワケじゃないし、それも失敗って言や失敗なんだけど…)。頼まれたキャラクターを描けなかったり、そのキャラクターをしくじったりね。そういうのは、引きずるんだわ。家帰ってきてからも覚えていて、「あ〜。もっと何とかならんかったかよ〜〜。」って具合に後悔するんだわ。
 だからサイン会にのぞむ時は、気合入れて全部後悔がないように一生懸命に描くんだけどね。……そこはほれ、人間だもの。しくじるコトもありますな。
 今回も各会場であったあった。
 コトもあろうに、『瞬撃の虚空』の主人公が描けなかった!(スマン、頼んだ人とサキサカ ケンジロウよ)
 関守 日輪(『うしおととら』のキャラクター)の耳があったかなかったか忘れて、ないバージョンで描いちまった! へんな「しろがね」っぽくなっちゃったのよ。
 藤木 裕美(『月光条例』の花屋のコ)の口がヘンなまま渡しちゃった……
 あーあ。くそ。せっかく大変な苦労をして来てくれたのにね。すまんね。
 名古屋会場じゃ、何でも11時間以上並んで待って整理券を手に入れてくれた人達がいらっしゃったとか。本当にありがとう。

 ところで、さし入れはどこの会場でもたくさん。気はつかわんでいいんだって。もうコミックス買ってもらってんだからさ。
 「フヂタさん、やせたでしょ。」って心配してくれるのは嬉しいけど、太らせないでイイからね。うまいお菓子や酒が多いんだもの。「名物お菓子ダイエット」はあり得ねえから。
 でも、ごちそうさまでした。
 アシスタントのトミー、ボブ、バンダムがコロコロプクプクになってマス。

 さて10月はおとなしくして、11月になったら、あと3か所サイン会まわりますかんね。
 ある会場の気持ちの優しい読者の方が、「休みもなくサイン会やって、連載やって大変スね。」なんてうれしいコト言ってくれたんで、言っちゃうけど、何の何のちゃんと休んでるから大丈夫さ。名古屋のサイン会の後は、アシスタント達と明治村と名古屋城を見物してきたんだぜ。スゲエ面白かった〜。

 では、そろそろこのへんで。
 『月光条例』桃太郎編、イデヤががんばります。それで、その次は月光もがんばります。そして別のキャラクター達もがんばるのです。
 好きだった人はちょっと嬉しいかも。

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