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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.43/2009年8月27日

 こんにちは! 暑い夏だわ。サイン会用に描きためた原稿も、そろそろヤバくなり始め、時間がどんどん切迫してきましてね。
 最近のいしいひさいち先生の新聞4コマ『ののちゃん』に、すっごい深いコトバがあったのよ。
 「時間は急ぐとなくなる。」
 ………確かに! すごいなー。まさに真理だよね。『ののちゃん』は本当に面白くて、ハラを抱えて笑っちゃう奇跡の漫画です。単行本もたくさん出てるから読んでみたらいいよー。

 で、時間がなくなろうと何だろうとサイン会はやるワケですよ。先週は札幌と旭川。札幌の、果ての見えないくらい大きい書店でやった時は、友だちや親戚も来てくれて(地元が旭川だからね)、大変にリラックスしてサイン会を終えられました。本当にありがとうね。
 月光達のハンコやでっかいハチカヅキのケーキなどもいただきました。作家としてデビューされた方や、小説家として活躍されている方が来てくださったのも旭川、札幌のサイン会では印象に残ってます。ナルミのヌイグルミ(力作!)やCD、他たくさんプレゼントをいただきましたが、何よりもまず、読者の方々とおしゃべりできて良かった。ほんのちょっとなんだけどね。だけど、そのちょっとでもエライ助かるワケよ。こっちは、読んでくれてる人々にちょっとでも「おもしれえ」って言って欲しくて描いてるでしょ。そんな中、なかなか、その反応がわからなくなるワケですよ。ファンレターなるものは、メールにとってかわられ。「コンピーター」をよう見ない自分は、それこそ静かな廊下をひたひた歩くよう。
 それが、目の前の方が何か言ってくれる! やったー!!
 だから、本当にさ、これから会う方々よ、漫画家(オレ)にいらん気をつかう必要ナシよ。
 旭川や札幌のみんなとしゃべったように、「ナルミかー。ナルミはがんばって描いたぜー」「とらと真由子は好いてくれる女の子達いっぱいいるんだよねー」とか、「月光! 君は月光を好いてくれるのかい!(感涙)」とかやりましょうね。

 さて、本誌の『月光条例』は、前からこいつを出したくてしょうがなかった奴の登場だ。もったいぶって登場させたからには、最悪のヤツにするのが礼儀ってもんだ。しかも、こいつにゃ家来がいるからな。タイやヒラメどころじゃない見せ場をうんとこさ用意しないとね。
 ここまで言ったらわかるでしょ? さあだーれだ? ヒントはハート。悪いカオをほころばせたフヂタが描く、邪悪なハートマーク。
 楽しみにしててよ。
 では、またね。

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