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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.20/2004年9月8日

 こんちは! ごぶさたしてました。お元気でしたか? 今年の夏は、どう過ごしたのかな。
 毎日をムガガとばかりに漫画描いていると、なかなかこっちの文が書けませんやね。すいませんね。でも送ってもらったお手紙は全て読んでますからね。本当にどうもありがとうございます。ほんっと嬉しいです。
 さて、この文を久方ぶりに書いているその間に、『美鳥の日々』や『かってに改蔵』終わっちゃったよ〜。
 井上和郎君は知ってる人もいるかもしれないけれど、僕のもとアシスタントでね、家も近いのよ。だからよく『美鳥』の話もしたし、終わるのは また感無量だなァ。でも おだやかで全てのことに正しい、いいラストでした。彼の読切は、僕の古いつきあいの中山文十郎(『うしおととら』の小説版を書いてくれた。他誌の『まほろまてぃっく』の原作者といった方が知っている方がいるかも)と組んで変態時代劇をやるそうな。楽しみやね。次の増刊号。ひけけ、面白くなかったら、もう何と言ってやろう?
 『改蔵』も、僕にとっては、自分と自分の『からくり』をいじってくれた思い入れのある作品。それだけじゃなくて、とっても面白かった。大好きだったんだよな。久米田君は、あい変わらず「イヤァあんま大したコト考えてないっスよ。」ってダルーく言うだろうけど あのファッショナブルな画面や、痛烈な内容。自分のかさぶたをかきまくる快感があったもんな。
 あのラストは、悪夢(?)からの浮上というテーマがあるようで、夢野久作の『ドグラマグラ』か、はたまた、『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』の感じがあって、僕はやられた。しかも何か余情も漂ってスカッとした。
 この前会った時久米田君は「う〜ん家で『笑っていいとも!』見てる」ってまたダルく言ってたけど。またサンデーに戻ってきて欲しいな。
 さて、『からくりサーカス』。いよいよアクションシーンが多くなってきまする。
 そうなると速い曲が好きなメタルファンの自分としては、喜んで描き描きしますとも。登場人物全員に花道ってやつを作ってやりたいもんね。
 高橋先生が神楽にあんなすごい花道をあげたようにさ。

 この夏、自分は台湾にサイン会に呼んでもらいました。2回目。
 みなさん嬉しそうにしてくれて、こっちも嬉しかったですよ。変わったお菓子やキーホルダーをプレゼントしてくれたり。場所が変わっても、自分の漫画を読んで楽しんでくれるなんて… それは国内でも同じなんだけど、外国になるとまたちょっと違った感じで本当に有難い。とっても良い経験をさせてもらいましたよ。アシスタントまで連れて行った僕らの面倒を見て下さったスタッフの方ありがとうございました。人形博物館なども見ることができて収穫も大きかったです。楽しかった〜。
 では、そろそろ漫画の方に戻りまっす。
 皆さん お元気でね。じゃ また。

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