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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.16/2003年8月27日

 皆様 ごきげんよ! 元気かね!? っつっても、いつも元気でいられるヒトなんていないわな。ちょっと疲れちゃったり、病気になったりしてる方もいるでしょう。いいです。いや本人にとっては、ちっとも良かないけど、それも仕方ないですよ。一番問題なのはさ、いつも「元気で明るく」していないとダメかのように思っちまうコトじゃないのかね。冗談じゃないね。そんな法律 誰も作ってないし、自分に罪悪感持っちまうし、良くないやね。
 と、言うコトで、まんがは、どんなヒトが読んでもOKなんですよ。と言いたかった藤田でした。
 さて、島本和彦先生の『吼えろペン』8巻は読んでくれたかな。まんが家・富士鷹ジュビロは、ほんの少し藤田和日郎に似てます。彼が作品中で描く、『からぶりサービス』も『からくりサーカス』に似てますな。七月鏡一先生から電話かかってきて、「島本先生は、まんがを描いているのだから、もっとディフォルメしなけりゃダメだよね。あれフジタさん本人じゃない!」と言われるくらい似てますな。
 実際は、自分は先輩の島本さんに、あんなタメ口きけませんよ。単行本だって出す時には、描き直す時だってありますしね… あれは、念のために言っときますが、島本先生のテーマを伝えるための、島本先生のキャラクターなんですからね。僕本人は、あんなにコワイ人であってたまりますか。(でも、自分の胸に手をあてて考えますと、何となく、その… 近いところが、なくもないな… と。)
 作品の内容にふれるところにしても、『からくりサーカス』と『からぶりサービス』は違いますし。(少し近いところが、なくもないけど)
 でも、まんがとして『吼えろペン』はものすごくおもしろいです。読んでみてはいかがでしょうか。
 さて、『からくりサーカス』本誌では、人形相撲編が、クライマックスに向かいます。 色々な勝が描けて楽しかったなァ。勝に死闘してもらったあとは、ナルミとしろがねだ。
 彼らの奇妙な(おそらくは)恋の様子を描いてゆくのも楽しみです。(しかし、作者というものは、登場人物達にとっちゃ悪魔と変わりませんな。)
 では みなさん、またお会いしましょう。お元気で。今年は夏が短い感じでしたねえ。ちょっとがっかり。

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