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サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.11/2002年5月8日

 こんにちは! 大分あったかくなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょう。
 先日、「ダ・ヴィンチ」という月刊誌のコミック紹介のページにイラストを描かせていただきました。本の紹介の本だということで、好きだった本を、しろがねや勝に読んでもらったりして、楽しんで描きました。
 出した本は、勝に読ませたのが、小学館の「世界の童話シリーズ」(昔、読んだ絵と文章共に素晴らしい名作のシリーズ。もり やすじ先生が日本の神話を描いてらしたり、ピエールプロブストさんのカロリーヌちゃんもこれで知った。現在、絶版! 小学館のどなたか、講談社の名作シリーズも復刻していることだし、ぜひ復刻させてください!!)。
 しろがねの読んだのが、「ホフマン短編集」(ドイツの幻想小説家で、どのくらい有名かというと、くるみ割り人形を書き、バレエのコッペリアの原作を書いたくらい有名。それがあんた、ちょっとむつかしいけど不気味な、いい感じの物語なんですよ。おっとこれは自分の趣味に走りすぎ。この短編集の中の「砂男」は、からくりサーカスの栄養でありますことをばらしときますね)。
 いけないなァ。好きな本の話は止まらなくなっちゃうものなァ。
 あとイラストに描いたのはハヤカワ文庫「地獄のハイウェイ」ロジャー・ゼラズニィ(犯罪者の暴走族の頭が、ペストで滅びそうな都市に薬を届けることになるという、藤田の血肉に溶けた、ものすごい好きな小説。これも絶版に近いハズ。おいおい、ハヤカワさーんお願いしますよう)。「サーカス物語」ミヒャエル・エンデ(ネバーエンディング・ストーリーのエンデ。自分はこっちの方が好き。何てったって、これ読んで、こういうサーカスいいなァ。ヴィルマ出したいなァ。と思って「からくりサーカス」描いちゃうくらい好き。ただし、ストーリーは全くちがっちゃったけどね)。
 ごめん、ごちゃごちゃと。長くなるから本の話は、またにします。
 サンデー本誌の「からくりサーカス」は、いよいよ自分が描きたくてしょうがなかった明治編に突入します。謎、謎で、すまんかったねぇ皆。僕も好きで引っぱっていたわけじゃないのよ。その謎の部分、欠けたところが明治編で、かなり埋まると思います。
 楽しみに読んでいただけたら、とっても嬉しゅうございます。
 では、皆々様、ご機嫌よう。またね。

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