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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.9/2002年1月9日

 あけましておめでとう! ご無沙汰しててごめん。新年始まってどうかね? どうかねって言われても始まったばっかりだからどうとも言えんかもしれんが。
 自分は、去年は動きのあった年だったよー。「うしおととら」からつきあってくれてた、アシスタントが、3人も卒業していったし(円満退社っていうのだけどね)、担当編集さんも、2回も替わったし(これも円満にだけどさ)、昔まんが家目指していた時、働いてたファミリーマート丸越高松店も閉店。(お世話になりました。)ファミリーマートは別として、前の2つは、それこそまんがを描くことが日常となっているまんが家には、けっこうでかいことで、それはもうその作品自体にも深く関わってくることなんです。
 だってアシスタントが面白いヒトじゃないと(絵が上手なヒトとちがうトコロ注意)ノって描けないし!(ここらへんは、単行本折り返しやおまけページ参照)……あっ、そんな程度な理由って言うんじゃない!!
 担当さんだって、2人3脚でまんがを作ってる自分としては(サンデーは一人のまんが家に担当さんは一人)かなり深いところまで作品に入ってきてもらわなきゃいけない。
 2人で額つきあわして、ああじゃないか、こうじゃないかと話し合ってようやく、面白さに近づいて行く気がする。もやもやとした「感じ」が、意見交換によって具体的なエピソードやアイディアになっていくのは、会話という方法以外にはないですわ。作品を作ってる人は、他の人との作品に関する会話おっかながらないでね。
 のっけからカタイ話でごめん。さあ新年だ。受験生のヒトはがんばれ。今年卒業するヒトは、思い残すことはないすか。新生活を初めるヤツは気合いをなんとか。
 自分は、からくりサーカス、今度はサーカス編の最終幕で行きます(…まだだ! まだ最終回じゃないんだ!)。勝やしろがねの出生の謎や、物語の歯車が明瞭になりますとも。この幕をようやく披露できて嬉しいコト限り無しよ。すまんねえ、わかんないコトばっかりで怒ってたみんな、ちゃんとやるからね。(え?怒ってないって? おまえと一緒にすんな? そうなのよ。藤田和日郎は、あんまり小むつかしい話はダメなのでした。わかんないが即怒りにつながっちまうのです。『2001年宇宙の旅』なんざ、途中までゴキゲンで見てて、ラストは大フキゲンだもんね。『惑星ソラリス』の方がいいや。ごめん脱線)
 さて、長くなりました。とにかく今年もよろしくね。お互いに元気でやりましょう。
 感想やメッセージどうもありがとう。手紙もちゃんと読んでます。作品に対する質問とかもたずねて下さい。「あっ!」と思ったら、次の週の「からくりサーカス」でやっちゃうかもしれない。
 では、またね。

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