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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

藤田和日郎

Vol.7/2001年7月4日

 ムシ暑くなってきましたですな。
 へろへろになってペン入れを行っているまんが家には、温度や湿度は重要なんです。なんせ、私の故郷北海道にゃ梅雨がなかった! こっちにはじめて来たのが18才の時なんだけど、そりゃもう6月の雨にはげんなりきたもんです。暑さもね。そういや去年の夏、クーラーがぶち壊れやがった時はひどかった。窓全開で、足は水だらいにつっこんで、頭にゃ冷えピタシール、カオには、マスクの形していて中には冷たいジェルの入ってるヤツをつけて、ハダカで仕事してました。絵入れてる時は、否応もなくテンション上がるでしょ、カオなんて歯くいしばるし、眉間にゃシワシワ。そんなんだから、暑うて汗出て汗出て。でも負けられない。テレビを見ると、腕をふって歌を歌ってる人。
 私ゃ一緒に歌いだしましたですな。
 わっれは海の子 しっらなっみのー(北海道の真ん中生まれなんだけどね)
 腕をこう、肩の高さでブンブン往復させると具合がいいすね。
 海の子から始めて、アルプス一万尺の頃になると大分気分が良くなって来ましてね。
 立つでしょ。足をひざを高く上げて、そう行進ですわ。
 アッルップッス いちまんじゃっくっこやりのうーえで アッルッペッン踊りをさァ踊りまっしょっ(アルペン踊りがよくわからなかったので、まっすぐ突き出した両腕を交互に振りました)
 それはもう見せたかったー。あのフィーバーぶり。汗だくになって気がつくと、机はかなたに。ペンは落ちて転がり、インクはふたあけっぱなし。
 …からくりサーカス16巻くらいのはなしかね。
 また夏が来ます。クーラー壊れないことを祈りつつ、からくりサーカスもっと盛り上げることをお約束しつつ、今回はこの辺で。
 おっと、サハラ砂漠のお話もクライマックス、気合い入れて行きますよー!

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