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まんが家バックステージ

サンデー作家陣

クリスタルな洋介

Vol.4/2008年5月14日

どうも!クリスタルな洋介です。
どんどん暑くなってきましたねー。
東京の夏はすごい暑いので参ります。
地元の夏はそうでもないので
初めて東京の暑さを体感した時は
異常気象なんじゃないかと思ったくらいでした。
夜になっても暑いなんて考えられない…
セミが鳴くのも24時間だったし…
都会のセミはやる気ある。

ところでいきなりですが「実際にあった怖い話」をひとつ。

あれは…ちょっと前のゴールデンウイークの事でした。
今年は数年ぶりに地元に帰郷したのです。
ゴールデンウイークに帰るのは初めてじゃなかったかな。
僕の地元はかなり田舎。コンビニまで歩いて行ったら
2、3時間はかかるんじゃないかな?
そんな田舎の世界は非常に狭い。
誰が何をやらかした、なんて秒単位で周りの人に広がってしまう。
実際、ボクが漫画家になったのもすぐに知られていたようです。

それが、まさかあんな恐ろしい事態を招くなんて…

親戚の家でお酒を飲み、酔っ払って家に帰った時のことです。
隣近所の中学生の子がサインが欲しいと家に来ていたそうで。
ボクがたまたま親戚の家に行っていたので、留守の時来たわけです。
帰ってきたら こちらから知らせるということで、中学生の子は
帰っていったのですが…

サイン…
その時のボクはいい感じに酔っぱらってしまっていて
深く考えていませんでした。
ていうか眠気と闘っていたためほぼ脳みそがノーガード状態だった。
PSPの「モンスターハンターGセカンド」凄い売れてるなーとか
そういう本当にどうでもいいことを
考えていました。

そして、そうこうしてると中学生の子がやってきて、
「サインをください!」と緑色の紙とマジックを渡してくれました。
ボクは床に置いてガリガリ描いたのですが…

上手く描けない。

あれ…絵はそんな上手くないのは自覚してるものの
ここまで上手く描けないっけ?
3枚渡された紙のうち、1枚目は
まあその…事故みたいな感じになってしまい。
2枚目も同じく事故みたいになってしまい、
3枚目も完全に事故だよ。

中学生の子は感激です!と3枚のサインを持って
帰って行きました。

ボクはというと気温はすっかり涼しくなっていたのにも
かかわらず3、4キロメートル走ったくらいの冷や汗を全身に
かいていました。

まずい!!ただの事故現場のスケッチを持ってった!!
完全に酔いがさめたボクはすぐに部屋に戻り
B4の紙に下書きをして、マジックで気合を入れて描いて、
ほんのちょっと色鉛筆で色を足したサインをすぐにその中学生の子の家に持って行きました。

謝罪です。
どうかこれでさっきの事は無かったことに!!!!!!
賄賂です。

………いやあ。あんだけ恐怖を感じたのは久しぶりです。
しかも初のサインが書き直しって。
絵がウリの漫画じゃないにしたって、あれは酷過ぎる。
妹も「何で漫画と同じじゃないの?」と首を傾げてました。
同じく描いたんだけど。

初夏の恐怖体験。
今度は下書きなしでもちゃんと描けるように
練習しておこう………

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